出産のお祝い

帯祝いって何?

無事に子供が生まれるようにと願いを込めて、妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を巻く習慣のこと。
現在は儀式にのっとるよりも、腹帯はお腹を冷やさず安定させることを考えて、さらし帯だけでなく専用のガードルやコルセット式を選ぶのが一般的です。
祝い方は双方の親を招待して、お赤飯などで祝うのが一般的。招かれたときはマタニティウェアやケーキ、現金などを贈りましょう。

お見舞いに行く時期は?

出産直後のお見舞いは、肉親と親しい女性以外は遠慮するのがエチケット。特に夫以外の男性が病室へ入るのはマナー違反なので気をつけましょう。できれば母子ともに退院して落ち着いたころ、だいたい退院10日~1ヶ月後ぐらいにお見舞いへ。
お見舞いの品は明るい色の花やお菓子、退院時に着るブラウスなどが喜ばれるでしょう。

いつごろどんなものを贈ったらいいの?

妊娠の知らせを受けたら、子供の祖父母にあたる場合は出産準備から手伝う気持ちで、マタニティウェアやベッド、乳母車、ときには1万 ~3万円ぐらいの現金を贈るといいでしょう。
兄弟姉妹や親類なら、予算に合わせていくつかの品をピックアップしてもらうのがおすすめ。友人や知人なら6ヶ月後から1年後に使うような衣類や育児玩具を贈ると喜ばれるようです。いずれも、出産後1週間~1ヵ月後ぐらいに届けたいですね。

内祝いは?

下段は赤ちゃんの名前だけを記し、両親の代名で書いた挨拶状を添えます。

お祝いを贈られたら1ヵ月後ぐらいに、いただいた品の半額から三分の一程度の品を内祝いとして贈りましょう。
身内には子供の写真を添えた写真立てや漆器など記念になる調度品を。友達には好みの家庭用品などを、仕事関係者には鰹パックや紅白の砂糖など祝儀用食品 などが一般的です。
紅白蝶結びののし紙に「内祝」と表書きし、子供の名前を下に書きます。

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地方別・帯祝いの風習

帯祝いの習慣もさまざまで、地方によっては白木台に、さらし、のし、友白髪(麻のひ も)、肴、赤飯(あるいは祝金包)など五品を揃えた「帯祝いセット」が売られているところもあります。

石川県では「コロコロだんご」という餅を妻の実家でつき婚家や親戚に贈るならわしがあります。同じ北陸でも富山県では「コロコロだご」という呼び名で、こちらは妊婦 が臨月に実家へ帰るときにこの餅を持って帰るようです。

愛知県の尾張地方では、十六週あるいは二十四週以降の戌の日に、妻の実家から婚家へ腹帯と一緒に赤飯を贈ります。福岡市では身内だけの祝宴を催し、そのあと重箱に詰めた赤飯にナンテンの葉と塩の包みを添えて親戚に配る習慣も残っています。