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結婚内祝い・結婚祝いのお返しのマナー・豆知識

結婚内祝いの「熨斗(のし)・表書き」について

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最終更新日:2024.3.8
結婚内祝いの「熨斗(のし)・表書き」について

結婚内祝いの熨斗(のし)のマナーを知っていますか?

結婚内祝いは、結婚のお祝いをいただいた方へのお礼の気持ちを伝える大切な贈り物です。しかし、そのマナーを正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。

この記事では、結婚内祝いで使用するのし紙の選び方や表書きの書き方、水引の種類など、のしに関する基本的なマナーを分かりやすく解説します。結婚内祝いを贈る際にどのようにすれば良いか不安な方は、この記事を参考にしてマナーを守り喜ばれる結婚内祝いを贈りましょう。

結婚内祝いの「のし紙」の選び方や水引の意味について

結婚内祝いの「のし紙」の選び方や水引の意味について

結婚内祝いを贈る際は、結婚祝いや出産祝い、出産内祝いなどその他の慶事の贈り物と同様に、「のし」と「水引」が印刷された「のし紙」を添えるのが一般的マナーとされています。しかし、一言で「のし紙」といっても、種類や意味合いは様々あり、水引の結び方の種類や色や本数等によっても意味合いが異なるため、使い分ける必要があります。

結婚内祝いののし紙には、基本的に「紅白10本の結び切り」がよく使われています。関西では、「あわじ結び」も使われます。

では、結婚内祝いの「のし紙」の選び方や水引の種類について、詳しく解説します。

結び切り

結び切り

「結び切り」は、「本結び」とも呼ばれ、二度とほどけないほどしっかりと固く結ぶ結び方です。

一度結ぶと端を引っ張ってもほどけないようになっていることから、「二度と繰り返さないように」という意味を込めて、結婚内祝いなど婚礼関連や快気祝い、退院祝いなどのお祝いごとのほか、繰り返すと良くない弔事やお見舞いなどで使用します。

あわじ結び

あわじ結び

「あわじ結び」は、「結び切り」と同じく一度結んでしまうとほどくのが難しい結び方です。そのため、「結び切り」と同様に「人生に一度きりでありますように」という願いが込められ、結婚内祝いのほか繰り返すと良くない弔事やお見舞いなどで使用します。また、両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれることから「末永く良きお付き合いを」という意味もあると言われ、華やかな見た目もあり結婚祝いなどでもよく使われます。

特に関西地方では、お祝い事全般に使用されています。

結婚内祝いでは「蝶結び(花結び)」は使わない

蝶結び(花結び)

両方に輪をつくり形が蝶のように見える「蝶結び」は、「花結び」とも呼ばれ、何度も結び直すことができることから、出産や入学などの何度繰り返しても良いお祝い事やお中元・お歳暮などの一般贈答に使います。

しかし、結婚祝いや結婚内祝いなど婚礼関連の贈り物や快気祝い、弔事やお見舞いなど二度と繰り返さない方がよい贈り物にはふさわしくないため使用されません。結婚内祝いでは使わないよう注意しましょう。

水引の本数

水引きの本数は「10本」を選びます。これは両家5本ずつ二重にした結びという考え方で、「両家が互いに手と手を結び合っている形を表す」として婚儀に用いられています。

「5本」が一般的な基本本数とされ、少し丁寧な贈りものや豪華なお祝いの場合にはより丁寧な結び方である「7本」を使うなど、包む金額や贈り物の金額に応じて使い分けます。婚礼関連の贈り物では、一番上とされる10本結びが使われています。

弔事には、偶数本数(2・4・6本)が使用され、「4本」が基本とされています。また、9本は「苦」につながることから縁起が悪い数字とされており、あまり使われません。

水引の色

・慶事
「紅白」は、お祝いごとなど慶事全般で使用され、結婚内祝いでは基本的に「紅白」を使用します。 「金銀」は、主に結納や結婚祝いで使われており、その他結婚以外でも、長寿祝いなど一生に一度のお祝い事に使われます。「赤金」は、主に神社で扱われるお札や正月の門松の飾りに使われます。

・弔事
仏事全般では、一般的に「黒白」が使用されます。また、同様に「黒銀」は、仏事全般で使用されています。関西から西日本地域の香典返しなどでは「黄白」の掛け紙も使われます。

結婚内祝いの正しいのし紙の書き方

結婚内祝いの正しいのし紙の書き方

結婚内祝いに付けるのし紙には、表書きや名前を入れて贈ります。ここでは、結婚内祝いを贈る際の正しいのし紙の書き方について解説します。

表書きは「内祝」や「結婚内祝い」もしくは「寿」

表書きとは、のし上(水引の上)に書くものを指します。表書きは贈る目的や贈る相手、贈り物に込めた気持ちに合わせて選びましょう。正しく書くことで相手にまごころや感謝が伝わりやすくなります。

一般的には結婚内祝いの表書きには、「内祝」や「結婚内祝」、「寿」などと書きます。

結婚式や披露宴でお渡しする引き出物には「寿」、結婚内祝いとして贈る場合は「内祝」や「結婚内祝」と書くことが多いようです。

また、贈る相手が喪中の場合には「祝」という文字は避け、表書きは「御礼」として贈るのが良いでしょう。

名入れは「新姓のみ」または「夫婦の名前」

結婚内祝い 熨斗(のし)の名前の書き方

のし下には、新しい姓名を書きます。
結婚内祝いでは、以下のようなパターンが一般的です。書き方に迷う場合は、お互いの両親に相談してみるとよいでしょう。

  • ・新姓のみ
  • ・新郎新婦の連名:夫の姓名+妻の名前
  • ・新郎新婦の連名:名前のみ
  • ・両家の連名:「◯◯家」「△△家」

連名の書き方

新郎新婦の連名で贈る場合には、上述の画像のように右に夫の名前、左に妻の名前を入れます。 夫の姓名+妻の名前で書く場合は、中央に「新姓」を書き、その下にバランスよく左右均等に夫婦の名前を書くのも問題はありません。

職場に贈る場合は旧姓でも良い?

結婚後も職場では旧姓を使う方もいますが、結婚後は通常、旧姓は「通称」として扱われます。 のし紙には原則として正式な本名である新姓を書くことが望ましいです。「配送する際に誰からの贈り物か分からなくなる」など、何らかの理由でどうしても旧姓で贈りたい場合は、以下のような方法で贈ると良いでしょう。

  • ・「◯◯家(夫の姓)」「△△家(妻の旧姓)」のように両家連名で書く
  • ・配送伝票に旧姓を記名する
  • ・メッセージカードに旧姓を書き添える

毛筆か筆ペンを使用

表書きも名前も直筆する場合は、黒い墨を使い毛筆や筆ペンで書くのが一般的なマナーです。万年筆、ボールペンなどは避けましょう。また、水引や右上ののしに文字がかからないよう丁寧に注意して書きましょう。

結婚内祝いの「のし紙」の掛け方

のし紙の掛け方には、「内のし(中のし)」と「外のし」の2種類あります。「内のし」は、商品の化粧箱にのし紙を掛けてから包装をします。対して、商品を包装した上からのし紙を掛けるのが「外のし」です。 結婚内祝いで贈る場合はどうしたら良いのか、「内のし」「外のし」の使い分けについてご説明します。

内祝いや宅配便で贈る場合は「内のし」が多い

内のしは、主に内祝いや配送で贈る場合に使われることが多いです。

内のしは、直接品物にのし紙を掛け、その上から包装紙で包むため、お渡しの際にはのし紙が隠れ表書きが見えないので控え目な印象になります。
内祝いは本来「家の喜ばしい祝いごとへの嬉しい気持ちをお福分けする」意味合いがあり控え目な贈り物とされていることから、控え目な印象を与える内のしが内祝いに適しているといわれています。
また、配送で贈る際はのし紙が汚れたり傷つかないよう防げるため、内のしが選ばれています。

手渡しする場合は「外のし」が一般的

外のしは、商品を包装した上からのし紙を掛けるので、即座にどのような贈り物かを相手に伝えることができます。直接贈り物を手渡しする場合や出産祝いや結婚祝いなど、お祝いの気持ちを強く表したい贈り物に使用されています。

結婚内祝いに「のし紙」はなぜ必要?

結婚内祝いなど、結婚や出産のお祝いやお返しなど慶事の際の贈り物にはのし紙を掛けるのが一般的なマナーとされています。
なぜのし紙を掛ける必要があるのか、のし紙についての基礎知識を解説します。

「のし」とは?

熨斗(のし)とは、ご祝儀袋や贈りものに掛けるのし紙の右肩に添えてある飾りのことです。右上に印刷されている細長く六角形に折った赤白の色紙のなかに貼りつけられている、黄色っぽい紙があります。本来“のし”というと、この黄色っぽい紙のみを指します。

日本の贈りもの文化の起源は、神前に供えた奉納品が発祥とされています。神饌物(神様の食べ物)としてお供えする新鮮な肴を束ねるために和紙で包み、その上から数本の白い紙縒りを束ねたもので丸結び(今でいう結切り)にする形で奉納されていたようです。日本書記などでも伊勢から「アワビ」を朝廷に献上していた記録が残っています。

「のし」は、もともとは海で獲られるアワビの身を薄く長くそいで伸ばして干物にし、それを熨した(のした=伸ばした)「のしあわび」のことで、古来は祝儀用の肴(さかな)に用いられていました。その後「のし」は「伸びる=永続」の意味を持ち、祝意を表す贈り物に添えるようになったことが現在ののしの由来といわれています。 また、「干しあわび」を長寿の薬として重宝したことから「のし」は慶事にのみに用いられるようになりました。不祝儀の際には、引き伸ばすという意味を嫌うとともに、仏前への供物には生ものを供えてはいけないことからのしは使いません。また贈りものが肉や魚、卵、魚介類など生ものの場合も、それ自体が生臭いものなので、のしを付ける必要はありません。 現在は簡略化され、印刷されたのし紙や折り熨斗などを使うのが一般的になっています。

「のし紙」について

水引きとのしを印刷した紙のことを「のし紙」と言います。水引きとは、のし紙の中央にある「飾り紐」のことを言い、水引きは結び方や紐の色、本数によってさまざまな意味合いがあります。

店やデパートで買う贈答品はこののし紙をかける場合がほとんどです。というのも、のし紙は包む手間と時間を省くための略式の贈答体裁だからです。のし紙を品物にかけることで、紙で包んだつもり、のしをつけたつもりになって「改まった気持ちでお贈りします」という意思表示をします。結婚内祝いを贈るときには、のし紙を使うことが一般的マナーであることを覚えておきましょう。

結婚内祝いに「のし」が必要ないケースはある?

結婚内祝いでのしを使わないケースとしては、以下のような状況が考えられます。

結婚内祝いを送る相手との関係が非常にカジュアルで、フォーマルな贈答体裁の必要性を感じない場合はのし紙を付けないことがあります。友人や同僚など、気軽に贈り物を交換する場合がこれに該当します。

連名でお祝いをいただいた方へそれぞれお返しを贈る場合など、贈り物が小さくなってしまう場合は商品によってはのしを付けられないことがあります。こうした場合は、ギフト包装をし、メッセージカードを添えるなどしてきちんと感謝をお伝えするのが良いでしょう。

要するに、のしはフォーマルな贈り物では使用するのが一般的ではありますが、状況や関係性によっては不要な場合もあります。ただし、基本的にはのしを付けることがマナーと覚えておきましょう。

直接お渡しできない場合は、お礼状やメッセージカードを添えて

本来、内祝いは相手を訪ねて手渡しするのが礼を尽した贈り方です。ただ、遠方などで難しい場合も多いと思いますので、配送でお届けするカタチでも構いません。

直接お渡しできない場合は、お礼状やメッセージカードを添えて贈りましょう。関係性にもよりますが、はがきは略式なので、特に目上の方には封書のお礼状を添えましょう。最近では、パソコンやスマホから、誰でもメッセージカードを簡単に作成できるサービスもあります。文例も豊富に揃っているので、何を書いたらいいの?と迷うこともありません。メッセージだけでなく写真を添えるとより印象的になることでしょう。無料のサービスも多いので、ぜひ利用しましょう。旧姓を含め、名前や新居の住所、連絡先を記載することも忘れずに。

オリジナルメッセージカード

喜ばれる結婚内祝いを贈るポイント

結婚内祝いでは、消えもので日持ちするお菓子やスイーツ、いくつ持っていても困らないタオルなどの実用的なアイテムが喜ばれやすいです。ギフトを贈る際は、相手の家族構成や生活環境を考え配慮するのは最低限のマナー。相手が忙しいときに生ものギフトを贈ったり、一人暮らしの家や高齢の方に食べ切らないような大容量の品物を贈ったりすることがないよう注意しましょう。また、置き場所に困る飾り物や個性的すぎる物も避けた方がいいでしょう。相手の嗜好が分からない場合には、好きな物を選ぶことができるカタログギフトがオススメです。引き出物のように、内祝いの贈り物に引き菓子や鰹節、祝砂糖など、伝統的なお祝いギフトを添えて贈るのも良いでしょう。

贈る相手別の選び方は下記記事を参考にしてみてください。

マナーを守って喜ばれる結婚内祝いを贈りましょう

結婚内祝いは、マナーを守って贈ることで、相手に喜んでもらえるだけでなく、相手の方と今後の関係を良好に保つことにもつながります。
結婚内祝いののしについて、基本的なマナーをしっかりおさえておきましょう。

シャディギフトモールでは、カタログギフトなど相手に喜ばれる結婚内祝いの人気ギフトを豊富に取り揃えています。結婚祝いのお返し選びに悩んでいる方は、ぜひ一度特集ページをご覧ください。

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