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香典返しのマナー・豆知識

香典返しとは?

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最終更新日:2024.01.10
香典返しとは?

お通夜や葬儀で故人にお供えいただいた香典へのお返しの品物が香典返し(満中陰志)です。香典返しには地域の慣習や宗教による違い、人気の品物などさまざまなマナーが存在します。ここでは分かりにくい「香典返し」について由来や相場、人気の品物など一般的なマナーをご紹介します。シャディギフトモールはギフトのプロだからこそできる信頼と安心のサポートで初めての香典返しをサポートします。

香典返しとは?

香典(香奠)とは、仏式等の葬儀で、死者の霊前等に供える金品のことをいい、香料ともいいます。「香」の字が用いられるのは、香・線香の代わりに供えるという意味があり、「奠」とはご霊前に供える金品の意味です。葬儀・告別式で故人にお供えいただいたご厚志(お香典・玉串料・お花料・お供え)に対して、忌明け法要が無事終えたことをお伝えするとともに、感謝の気持ちをお伝えする返礼の品物のことを香典返しといいます。

仏教における考えである逝去後四十九日(七七日忌)のことを「中陰」と呼び、その中陰が満ちて(満中陰)忌明けを迎え、死者があの世へ辿り着いた(無事成仏した)ことに対して、感謝の気持ちを表す(志)ことから、関西では香典返しのことを満中陰志と呼びます。

香典返しの由来

昔、人が亡くなると近親者は忌中(七七日忌法要まで)は自宅で喪に服していたそうです。その為、葬儀等の準備は近所の手によって行われており、こういった方々への食事の炊き出しで、葬儀では多くの食品を必要とした為、また相互扶助の考え方から、香典として『米』を持ち寄っていたようです。ただこの時代には香典返しはなかったようです。

お米を持ち寄る習慣が、お香やお供えものに変化しました。故人のご家族への心づけ、また出費も多くなることから香典として現金を供えるようになったのが、江戸時代と言われています。

江戸時代では、頂いた香典に対し、お礼の品物を贈るのではなく、香典帳に名前・住所・金額を記載しておき、そのご家庭に不幸があった際に、香典帳に記した金額と同じ金額の香典を持っていくようになりました。これが香典返しの始まりと言われています。

今でも香典帳を記す風習は残っていますが、一方で、葬儀にいただいた香典のおかげで忌中の間、供養することが出来、故人も無事に浄土に旅立つ事が出来ましたという感謝の気持ちを表すため、品物をお返しする習慣が生れ、現代の香典返しとなりました。

香典返しを贈る時期や相場、人気の品物とは?

香典返しはいつまでに贈る?時期とは

香典返しは「当日返し(即日返し)」と後日返しの2パターンの贈り方があります。当日返し(即日返し)の場合は、葬儀・告別式の当日にお返しの品物をお渡しするので、葬儀・告別式の事前に香典返しを用意しておく必要があります。

後日返しの場合は、香典返しは忌明けにお送りします。忌明けとは、仏式では四十九日ですが、繰り上げて三十五日とすることもあります。神式では、五十日祭、あるいは三十日祭を忌明けとします。キリスト教では、忌明けという観念はありませんが、日本では一か月目の召天祭に埋葬をすませた際、故人を記念する品を贈るケースが多くあります。地域や宗派など、さまざまなケースが考えられるため、困ったら詳しい方や身近な人に相談することをおすすめします。

忌明けを迎えたら、香典返しの品物を挨拶状とともに贈るのが一般的です。

香典返しの相場

香典のお礼として用意するのが、香典返しです。香典返しの相場は半返しですが、通常いただいた額の半分~1/3程度の品が多く選ばれているようです。

親族や目上の方からいただく高額な香典のお返しは、無理に半返しする必要はありません。地域によって相場が異なったり、高額な香典をいただいた際などさまざまなシーンに応じて香典返しの金額を選びましょう。

香典返しで喜ばれる品物・好適品

お香典=不祝儀に対するお返しとなります。そのため、香典返しの品物は後に残らない食品や、すぐに使ってしまう日用品などのいわゆる“消えもの”が良いとされ、相手に選んでいただくカタログギフトも人気です。

一般的に肉や魚は「四つ足生臭もの」と呼ばれ昔から避けられているほか、お酒などの嗜好品や、慶事によく使われるかつお節や昆布、お花やチョコレートは贈らないのが一般的です。また商品券は金額がそのままわかってしまうため、贈る相手によっては失礼に値すると避けられる方も多いようです。

香典返しの掛け紙や表書き、挨拶状は?

宗教により異なる香典返しの表書き

のし紙は黒白あるいは黄白の結び切りで、一般には「志」とし、水引きの下に喪家の姓を書きます。戒名などをつけるときは、短冊に書いて左肩に貼ります。 表書きも宗教で異なり、仏式では「忌明け」「満中陰志」「粗供養」などとも書き、神式では「今日志」あるいは「偲び草」、キリスト教式では「偲び草」「召天記念」などと記します。

香典返しの挨拶状は喪主を差出人に

香典返しは、喪主を差出人名にした挨拶状を添えるのが一般的です。ただし、喪主以外の遺族が本人の関係者にお返しをする場合、ひと言添え書きをするか、別 に礼状を出すようにするとていねいです。それは、差出人名が喪主ですから、誰からかわからないことがあるからです。その場合、伝票の差出人名を遺族の名にしてもよいでしょう。

社葬や団体葬の場合の香典返しは?

社葬や団体葬の葬儀でも、香典は遺族に渡されますので、香典返しは遺族が手配することになります。

社葬や団体葬は規模も大きく、弔問客も多数になりますから、遺族といえども面識のない会社関係の弔問客が多くなります。そこで香典を受け取るときに、葬儀委員長などに香典返しの手配について相談しておくことも忘れないようにしましょう。

香典返しの変化

家族葬・直葬などの葬儀の形態が変化してきているのと同じように、香典返しも変化しています。東北から関東・中部の地域では、葬儀の当日に香典返しをする「当日返し」が主流となっているほか、京都・奈良・和歌山では、香典そのものを辞退する葬儀が増えつつあり、結果、香典返しがなくなりつつある地域もあります。

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