冠婚葬祭の「お返し」は日本ならではの美風なんです。

  • 出産内祝い
  • 2016/09/19 18:00

今では、お祝い事のいただき物に対してのお返しを一般的に内祝いと呼ぶことが多いですが、実はこれらの起源は違い、全くの別物ということ知っていましたか?
そもそも、喜びや悲しみに贈られたものに対してお返しをするという文化は、外国ではみられない日本ならではの文化なんです。
今回は、「お返し」の文化について詳しくお話しします。

「お返し」の文化ってどうやって生まれたの?

日本では古くから、冠婚葬祭にはその地域に住む人たちが集まって、食料やお金を持ち寄り助け合っていました。そして行事が終わると、残った金品などを村人たちに返しており、これが「お返し」の起源だと言われています。
このように嬉しい悲しいを問わず、贈られたものにはお返しをする文化は日本くらいでしか見られず、大切にしていきたい美しい風習なんです。

いただいたその場でお返しする「お移り」「おため」もお忘れなく!

通常、お返しはいただいた後日に改めて贈りますが、その場でほんの気持ち程度をお返しする「お移り」「おため」というものがあります。
昔はお重箱などに入れて贈り物をすることが一般的で、お重箱を返すときに中にマッチや半紙などを入れてお返しをしていました。
マッチも半紙も、当時はよく使うもので贈ると喜ばれており、マッチは主成分の硫黄を「祝う」にかけるという当時の人の粋な計らいから生まれた文化で親しまれていました。
末広がりにお喜びが移っていくように、そして今後とも末永くお付き合いが深まっていくようにという意味を持つとされています。

「お移り」「おため」はこうやって渡しましょう。

お移りやおためは最近ではお砂糖やお箸などの実用品を包むことが多く、出産祝いや結婚祝いなど以外にもお中元などの日常的な贈答に対してはお菓子や缶詰など渡します。
京都や大阪、滋賀などの一部地域では「おため」という呼び名が一般的で、いただいた金額の1割をお返しすることもありますが、お金を返すという風習は他の地域ではあまりみられません。
結婚祝いや出産祝いに対してのお移りやおためには、「寿」と金文字で書かれている金封を用意し、特に自分の名前などを書く必要はありません。
お中元やお歳暮などの日常的な贈答に対してはさらにカジュアルでよく、金封でなくポケットティッシュやペーパーナプキンに包むだけで大丈夫ですので、このような時期になると事前に、ペーパーナプキンなどに包んで用意しておくと素敵ですね。

今では名前すら知らない人も多い「お移り」や「おため」ですが、古来から受け継がれてきた日本特有の粋な心遣いのひとつですので、ぜひこれから取り入れてワンランク上のマナーで感謝の気持ちを伝えましょう。

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