シャディ ギフト&ショッピング カタログからのご注文 会員メニュー バスケットを見る

冠婚葬祭辞典

[冠] お祝い事

[婚] 婚礼

[葬] お悔やみ事

[祭] 季節のしきたり

シャディのカタログギフト
葬 冠婚葬祭マナー辞典 HOME

お悔やみ事

出棺・火葬

棺に納める遺愛品は何を?

 燃えにくいものはなるべく避ける  一般に眼鏡や杖、たばこ、女性の場合は、鏡や化粧用具などを納めたいものですが、金属製品やガラス類などの燃えにくいものは火葬後も焼け残ったり、骨に付いたりしますので入れないようにします。供えられた生花で遺体を埋めるようにします。愛読書などを入れるのもよいでしょう。
 遺族としては、できるだけ多くの遺品を持たせてあげたいのが心情でしょうが、あまり多くないほうがよいでしょう。むしろ遺愛の品を残し、故人を偲ぶようにすることを考えてはいかがでしょう
項目選択に戻る

出棺前の親族代表のあいさつは?

 棺を運ぶのは近親者や親しい若い男性  棺は、かなりの重さになりますから、力のある男性が数人で運び出します。運び出すときは、遺体の足のほうからで、霊柩車にも同じく足のほうから納めます。  喪主、遺族、近親者は位牌と遺影を持って後に続く  位牌は喪主が、遺影は喪主の次に故人とのつながりの深い遺族が、両手で胸の上にしっかりと抱くように持って棺を先導します。  火葬場への出発準備が整うと会葬者にあいさつを  霊柩車に棺が安置されたら、遺族は、会葬者に向かって並び、お礼のあいさつをします。あいさつは喪主あるいは親族代表、葬儀委員長もしくは世話役代表が行い、故人への生前の厚誼と参列への謝意、また遺族に対する今後も変わらぬ 交誼と支援などをお願いします。
喪主から順に釘を2度づつ打ちます。打つ形だけでかまいません。
釘打ちの作法
 最後の対面が終わると棺のふたを閉じ、喪主、遺族、近親者親しい友人、知人など、縁の深い順に釘を打ちます。
 一人がニ回ずつ、遺体の頭に近いほうから小石で打っていきますが、あまり強く打つ必要はありません。儀式が終わると、葬儀社の人の手でしっかり釘が打ちつけられます。
項目選択に戻る

神式、キリスト教式の出棺は?

 神式は仏式と類似。出棺後「後祓いの儀」を行う  以前は「出棺祭」を行っていましたが、現在では葬場祭の祭詞のなかで出棺の祭詞も奏上されます。
 仏式と同様に、釘打ちの前に最後の対面と別れ花をします。棺は遺族や近親者、親しい友人の手で霊柩車まで運ばれます。運ばれた後、親族代表のあいさつが行われて、遺族などは車に乗ります。銘旗や花、玉 串などの祭具も火葬場に移されます。
 出棺後、家に残った会葬者一同、家の内外を、葬場祭に携わらなかった斎員が祓い清める「後祓いの儀」が行われます。  キリスト数では花を棺に入れて最後の対面をする  一般の弔問客の最後のお別れは、告別式を終えて送り出すときに行われます。
 棺をおおっていた布がとられ、棺が開けられます。遺族は花を棺に入れ、最後の対面 をします。このあと棺は閉じられますが、仏式などのように釘打ちの儀式はありません。
 棺は遺族に担がれ、教会堂の中央を通って運び出されますが、これに一般の弔問客も続きます。教会の前で、遺族代表が会葬のお礼を述べます。
項目選択に戻る

火葬場へは、何を持って行けばいい?

 位牌と遺影を持って行く  地方によっては、位牌や遺影のほかに、香盒、生花、供物を遺族が持参する習慣がありますが、最近では火葬場の施設が整い、必要な品が手に入ります。従って位 牌と遺影を持っていくだけという場合が多いようです。
 火葬の間、控え室で同行者にふるまう茶菓や酒などを喪家が持参します。昼食時にかかるようでしたら弁当なども必要です。
 火葬場には、喫茶室などが整っていることが多いですから、世話役は葬儀社の係員に火葬場の設備や時間などを聞き、飲食の用意を整えます。
項目選択に戻る

骨揚げの作法は?

 二人でひとつの骨をはさんで足の骨から入れる  焼骨は、人から人へと箸ではさんで渡すか、あるいは二人一組でひとつの骨をはさむのがしきたりです。ひとりで骨をはさんで勝手に骨壷に入れるのはタブーです。
 骨を入れる順序は、係員の指示に従い、足の骨からはじめて上半身へと移っていきます。最後に、喪主が喉仏を拾いあげ、骨壷の一番上に置いてふたをします。
 骨壷は、葬儀社の係が用意してくれますが、故人が生前に準備していた場合はそれを使います。骨壷は白木の箱に納めて白布で包んで喪主に渡されます。係員が、埋葬許可証をくれますからよく確認しておきましょう。  遺骨は喪主が、位牌と遺影は遺族が持って帰る  火葬場からの帰路は、葬儀社があらかじめ予定時間に手配してくれたタクシーやマイクロバスなどに乗って帰ります。遺骨、位 牌、遺影はひとつの車に乗るようにして、あとに近親者や友人・知人の車が続きます。
 火葬場まで同行した人は、喪家までともに帰って遺骨の安置を見届け、精進落としのふるまいを受けます。
●骨揚げ
係員の指示に従って骨揚げを行います。のど仏は喪主が最後に拾いあげ、骨壷に入れます。
項目選択に戻る

分骨したいときは、いつ申し出る?

 前もって葬儀社の係員に相談しておく  遺骨を分けて、菩提寺や本山などに一部を納めることを分骨と言います。
 事前に葬儀社の係にその旨を伝えておくと、分骨用の骨壷や骨袋を用意してくれます。また葬儀社の係が、火葬場の係員にも分骨の旨を伝えてくれますので、骨揚げの際も分骨用の遺骨をより分けてくれます。分骨は、骨揚げのときにしておくほうがいいでしょう。
地方別に見る出棺の風習
◆北海道・東北地方

 全国各地からの移住者が多い北海道では、地域によって東北風であったり、北陸風であったりさまざまな習慣が見られます。
 青森県では、出棺は通夜の前に行われ、岩手県や宮城県、秋田県などでは、葬儀の前に出棺が行われます。
 また福島県では、葬儀・告別式や出棺のときには、遺族の男性が麻の袴姿になることが多いようです。
◆関東地方
 茨城県では、棺が出された後、家に残った人が棺を安置していた部屋に塩をまいたり、ほうきで掃いたりする「清め」を行うことがあります。
 栃木県では県の北部に土葬の残っている地域もあります。土葬の際に真言宗系の家では、竹かごをつけ、その中に色紙などをお金に模して入れ、出棺のときにその色紙を撒くようなことを行います。
◆北陸地方
 富山県・高岡市では、棺に白いさらしを巻いて、霊柩車へ運ぶ習慣がみられます。
 石川県では、喪主が昔ながらの白装束のいでたちで、故人を見送る地方が多いようです。
 福井県は、弔いの儀式を厳格に守っている地方です。例えば、出棺前に棺に白米をまいたり、玄関先でわらなどを燃やして送り火をしたりします。
◆甲信・東海地方
 山梨県・大月市では、棺を持った人が、庭先や墓地で三回ぐるりと回る習慣があります。
 長野県では、故人が生前に善光寺参りをしていた場合は、血脈と呼ばれる法門の系図を書いたものを棺のなかに入れることがあります。
 岐阜県郡部では、まだ土葬の習慣が残っていて、野辺送りの際は、野位牌、三具足、供物などを縁者が持って葬列を組みます。
 愛知県・三河地方では、茶わん割りが一般的な習慣です。また尾張地方では、「出立ちの膳」を回したり、西部ではその膳にとうがらし汁、こしょう汁などが出されます。
 三重県の農村部では、「いろを着る」といって、遺族が白い布を身につける習慣があります。また南勢地方では、「涙手ぬ ぐい」という、白や黄、赤などのさらしを手ぬぐいの大きさに切って、白は子ども、赤は孫などというように近親者に配る習慣がみられます。
◆近畿地方
 釘打ちの儀式は全国ほとんどの地域でみられますが、京都府では、釘打ちの必要のない棺が普及していますので、遺族の釘打ちの儀式は急速に減っています。
 大阪府では、浄土真宗を除いて、出棺の茶わん割りの儀式を行うのが一般的です。近年では、葬儀社で茶わんを割る係を設けている例もみられます。また扇子を屋根に投げる地域もあります。
 兵庫県川西市周辺では、茶わん割りは女性が行うものとされています。また播磨地方では、出棺時に庭先や玄関で棺を3度回すことがあります。
 和歌山県では、棺が門を出ると、生前に故人が使用していた茶わんが割られ、地域によっては、門火が焚かれます。これは、故人の霊が迷って家に戻ってこないようにするためだそうです。
◆中国地方
 鳥取県・鳥取市や倉吉市の一部では、親族の女性たちが、「善の綱」と呼ばれる長いさらし布を引くことがあります。
  岡山県では「置き布」という習慣があり、故人が生前に着ていた着物を身内の女性が持って葬列に加わる風習が残っています。着物は、菩提寺に納められます。また郡部では、出棺後に留守役の人が、棺が安置されていた座敷でざるを転がす習慣がみられます。
 広島県北部では、野辺送りの道具として、現在でもわらでつくったかごと竹で編んだ花かごを用意します。
 山口県では、遺族が肩などにさらしをかける習慣がみられます。また出棺直前に、「出立ち」などと呼ばれる食い別 れの儀式が見られます。これは、近親者などが簡単な食事をするのですが、地域によっては、大豆や飯のおこげなどを食べるところもあります。
◆四国地方
 香川県全般に見られることは、近親者の女性が髪に三角の白い紙をはさんで、火葬場や墓地に行く姿です。
 愛媛県・松山市では、遺体を納棺するときに、枕飯を枕だんごとともに頭陀袋に入れ、故人の首にかけます。からになった茶わんは出棺するきに割ります。
 高知県では、「願ぶるい」などと呼ばれる「故人が生前に神仏に願った願を取り下げる」という意味から、棺の上に羽織を逆さにかぶせ、出棺するときにその羽織を逆さまのまま三回振るならわしがあります。
◆九州地方
 福岡県では、出棺前に「出立ちの膳」を出す地域があります。遺族や親戚が、別 室で簡単な精進料理を食べる例もあります。柳川市では、この膳に冷酒を出します。
 博多などでは、霊柩車が火葬場へ行くのに櫛田神社の前を避けて通ったりします。
 長崎県・平戸の大島村では、野辺送りに額に三角の布を巻く習慣が残っています。また対馬の豊玉 町や西彼杵郡などに「水かけぎもん」とよばれる習慣が残っています。これは、故人の着物を裏返しにつるし、一週間ほど毎朝晩に水をかけるものです。
 熊本県・球磨郡では、出棺のあと、棺を安置していた座敷をほうきで掃きますが、掃くのは内に向かって行うのがならわしのようです。
 大分県・南海部郡では、卍の書かれた帽子をかぶる習慣があります。また久大地方では、棺が安置されていたところになたなどの刃物を置きます。
 鹿児島県北部では、遺族が白い布を肩からかけたりしますが、葬儀から帰って、まだ敷居をまたがないうちにその布を庭先の垣根にくくりつけておいたりします。
◆沖縄地方
 葬儀の前に火葬されますが、遺族は、最後のお別れをして、棺に花を入れることもあります。
 八重山や南部では、弔旗を掲げて野辺送りをします。
項目選択に戻る