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お中元・暑中見舞い マナー・豆知識

お中元のお返しは必要?
お返しのお礼の文例や時期、品物のマナー

お中元のお返しは必要?

「お中元にお返しは必要ない」と聞いたことがあるけど本当でしょうか?
お中元はお祝い事ではなく日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちを込めてお贈りするものです。ですのでお返しを贈る必要はなく、お中元のお返しはしないケースが一般的になっています。
ですが、相手との関係性によってはお返しを贈る場合もあります。つい迷ってしまうお中元のお返しを贈るかどうか、お礼状の送り方、お返しを贈る際のマナーなどわかりやすくご紹介します。

お中元ギフト特集2022 お中元のお返し・夏ギフト

お中元のお礼状を贈る時期や文例

感謝の気持ちがこもったお中元をいただいたら、まず初めに贈ってくださった方にお礼の気持ちを伝えましょう。とても親しい関係の方に限っては電話でのお礼でも構いませんが、そうでない場合は手紙やはがきでお伝えするのが礼儀といえるでしょう。

お礼状を封書で先方に送るのが最も丁寧な方法ですから、上司や目上の方にはがきでお礼状を出すのはできるだけ避けた方が良いでしょう。もしも、はがきで出す場合には、「葉書にて失礼いたします」といったひと言を必ず添えるようにします。他には、お礼をカードに書いて、封筒に入れて送る方法もあります。

お礼状は確かに受け取りましたという報告にもなりますので、できれば品物が届いてから3日以内に送りましょう。

◇お中元のお礼状の文例
拝啓
 向暑の折、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 常々より親身も及ばぬお心配り、お礼の申し上げようもございません。心より感謝しております。日頃のご無沙汰のお詫びかたがたごあいさつにお伺いすべきところ失礼とは存じますが、ただ今、別便にて○○店からお飲み物一箱をお中元のしるしまでにお送りいたしました。軽少ではございますが、お受け取りいただければ幸いです。
 暑さ厳しき折から、皆様のご自愛をお祈り申し上げます。
 まずは、ごあいさつまで。
敬具
○月○日
○○○○

お中元のお返しをする場合

上司や目上の方からお中元をいただいた場合や、お世話の度合いがお互い様というとき、いただき過ぎが気になるといったときは、お中元のお返しを贈りましょう。お中元のお返しは、お中元という名目でお贈りするかどうかは相手との関係性や時期によって異なります。

お中元のお返しはいつ贈る?時期によって変わる熨斗の表書き

お中元をいただいてすぐにお返しをすると、「贈りものをした相手からお返しがすぐに届き、かえって気を遣わせてしまったのでは・・・」と思われてしまったり、形式的な印象を与えてしまうこともあります。お中元のお返しを贈る時期は、お中元を受け取ってから1週間~3週間程度を目安にするといいでしょう。

またお中元の熨斗や表書きは、贈る時期によって異なります。立秋の頃までなら熨斗の表書きを「暑中見舞い」とし、立秋を過ぎたら「残暑見舞い」として贈ると良いでしょう。2022年の立秋は8月7日(日)なので、8月7日頃までなら「暑中見舞い」そのあとは「残暑見舞い」となります。

また旅行に行ったときの「お土産」など自然なかたちでお礼をするのも良い方法です。お中元は1回限りではなく継続して贈るものですから、相手との関係性によっては時期に関わらず「お中元」としても良いでしょう。

お中元のお返しの品物・金額

お中元のお返しの相場はいただいたお中元の半返し、あるいは三分返しが目安です。会社にお中元が届いた場合やビジネスの相手からいただいた場合も、お付き合いによって同等程度もしくは半返しほどの品物をお返しするのが一般的です。

またお返しの品物を選ぶ際には、いただいた品物よりも高価な品物を贈るのは失礼にあたるので気を付けましょう。

お中元のお返しの品物は、7月下旬から8月に届くことを考えて夏に嬉しいアイスやゼリー、ジュースなどのギフトが人気です。ご家庭へのギフトならそうめんやハム、オイルなどの調味料が、会社宛なら個包装のお菓子や飲み切りタイプのジュースやコーヒーが人気です。

またお盆休みなどで家や会社を不在にする方も多いので、お届けする時期に在宅されているか事前に確認したほうがよいでしょう。

直接届けていただいた方へのお移り

直接届けていただいた方には、「お移り(※)」をするのが良いでしょう。儀礼的な「お移り」なら、半紙をたたんだものでいいのですが、それでは儀礼的すぎますから、ハンカチや靴下、あるいは缶詰やクッキーといったちょっとした品物を用意しておいてお返し代わりに贈るようにします。

※お移りとは?
お移りとは、盆や重箱を用いて贈りものをいただいたとき、その器にちょっとしたお返しを入れて渡すこと。日本に古くからある習慣です。もともと「贈答」は神様に御供えした食べ物を全員でまわして食べあった習慣が起源で、移しまわしの習慣の名残と言えます。

お中元

「お移り」にはマッチや半紙などがよく用いられますが、これにも縁起をかつぐ意味があります。マッチは硫黄が「祝う」に通じるところから。一方、半紙は習字の稽古用に、また紙が「神」に通じるからという説も残されています。現代では、日常的な贈答に対してもお菓子や缶詰などの品を「お移り」として渡すことも。とくに目下の人がお中元を持参してくれたときは、こうした実用品を用意しておく心遣いがほしいものです。

「お移り」の風習は「これからもまた良いことがありますように」「おつきあいが続きますように」といった願いを込めてのものです。地方によって「おとび」や「おとめ」「おため」など呼び方もさまざまですが、神様の贈りものである「贈べ(たべ)」が変化した言葉で基本精神は同じです。

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