
父の日は、母の日と同様にアメリカで生まれ育った記念日です。
父や母に感謝を捧げる日として世界に広まり、日本では戦後になってから一般的にも広く普及しました。ここでは、一人の女性の想いから始まった父の日の由来や、シンボルフラワーであるバラの起源について詳しくご紹介いたします。
なぜ6月の第3日曜日が「父の日」なのか?その由来
「母の日のように父親にも感謝する日を!」と、牧師協会へ嘆願したアメリカワシントン州に住むドット夫人の父親の誕生月が6月であったことがきっかけと言われています。
1910年6月18日の第3日曜日に礼拝をしてもらったことから、6月の第3日曜日が「父の日」として広まりました。
1916年にウッドロー・ウィルソン大統領が演説を行い広く知られるようになりましたが、正式に父の日が制定されたのは1972年。
母の日がアンナ・ビージャスの働きかけから4年後の1914年に祝日に制定されたのに対し、父の日が、正式に国の記念日として制定されたのは約60年も後のことです。
なぜこのように差が生じたのかは分かりませんが、母の日も父の日も、子が親を思い「感謝の気持ちを伝える」ことで発祥しました。
父の日の起源はアメリカ。献身的な父への想いがきっかけ
父の日のはじまりは、母の日の由来と密接に関係しています。
1908年にアンナ・ジャービスが「母の日」を提唱したことを知ったアメリカ・ワシントン州のソノラ・スマート・ドット(ドット夫人)が、「母の日があるなら、父の日もあってもいいのではないか」と1909年に牧師協会へ働きかけたことが始まりです。
ドットさんが父親にも感謝する日を設けて欲しいと思ったのには、彼女が育った環境にあります。
ドットさんの父は軍人で、南北戦争から復員後、亡くなった妻に代わり男手一つで6人の子供を育て上げました。
献身的な父の姿を見て育った末っ子のドットさんが、父への感謝を形にしたいと願ったのです。
日本に父の日が普及したのはいつ頃?
日本で父の日が一般的な行事として盛んになったのは1980年代です。
1980年代にデパートのキャンペーンなどを通じて一般的な行事として定着しました。
1981年には「FDC日本ファーザーズ・デイ委員会」が結成され、父の日にお父さんへの感謝の気持ちを黄色いリボンに託して贈ることが推奨されました。
イギリスで「黄色」は「愛する人の無事を願う」色とされており、日本では「父の日=黄色」というイメージが定着しました。
国ごとに違う父の日の由来やお祝いの形
父の日発祥のアメリカと同様、6月の第3日曜日に制定されている国が最も多いです。 しかし、父の日としてお祝いするのではなく「家族や友人と過ごす時間」を大切にする日としている国も。
ここで世界の父の日事情を確認してみましょう。
6月第3日曜日に父の日を祝う国々
6月の第3日曜日に父の日を祝う国は、次の4カ国です。
- ・アメリカ
- ・イギリス
- ・カナダ
- ・中国
アメリカでは物を贈る以上に家族で食事やゲームを楽しむ「時間」を重視し、まずはカードを用意するのが一般的です。
イギリスでは父親も積極的に育児に参加する文化があり、手紙やギフトを贈って共にパブへ飲みに出かけることも。
カナダでは暖かい気候を活かしてハイキングやバーベキューを楽しむのが定番で、レストランが非常に混雑する日でもあります。
中国では「パパ(爸爸)」の発音が数字の「88」に近いことから、かつては8月8日を祝う動きもありました。
しかし、現在は6月第3日曜日を父の日として祝うのが主流です。
中国では日本製の電化製品などもプレゼントとして人気があるようです。
世界各国のユニークな父の日と祝い方
世界では家族への感謝や友人と過ごす時間を大切にする日として、特別な日があります。
たとえば、韓国には「父の日」単独の日はなく、5月8日の「父母の日(オボイナル)」に両親へ感謝を伝えます。
儒教の教えが根強く、実の親だけでなく、日頃お世話になっている目上の方へカーネーションを贈る習慣もあります。
当日は街中でカーネーションを胸にさした人々が見られます。
また、ドイツの父の日は、復活祭の40日後に行われる「キリスト昇天祭」に合わせるため、毎年日付が変わります。 この日は「男性が羽目を外しても怒られない日」とされており、お父さんたちが友人同士で集まり、外で陽気にお酒を飲んで盛り上がる特別な1日です。
イタリアでは3月19日(聖ジュゼッペの日)を父の日として祝います。 キリストの育ての父を祝福する日で、「ゼッポレ」と呼ばれる伝統的な揚げシュークリームを食べてお祝いするのが習慣です。 この時期にしか店頭に並ばない限定スイーツが父の日の象徴となっています。
父の日の花が「バラ」になった理由
ドットさんは、自分を育ててくれた父への感謝のパーティーを開いた際、亡き父の墓前に、父が生前好きだった「白いバラ」を捧げました。
このエピソードが由来となり、父の日のシンボルフラワーはバラになったとされています。
現在では、存命中の父には赤いバラ、亡くなった父には白いバラを贈るという風習も生まれています。
日本では、父の日には黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろう!というキャンペーンが広まり、「父の日=黄色」というイメージが定着しました。
父の日はお父さんに日頃の感謝を伝えよう
父の日は、普段なかなか伝えにくい感謝の気持ちをお父さんにカタチとして贈れる特別な日です。
いつも家族のために頑張ってくれているお父さんに、今年はメッセージカードなど添えて特別なプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか。
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