入学祝いをいただいたらまずはお礼のご連絡を
入学祝いや入園祝いを受け取ったら、入学内祝いを贈る・贈らないに限らず、まずはすぐに電話で感謝を伝えると良いでしょう。そのあとで、受け取った2~3日を目安にお礼状や内祝いを贈ることをおすすめします。お礼状には、お子さまの写真やメッセージ・イラストなどを添えて贈るとさらに喜んでいただけます。また、入学内祝いを贈る場合も入学式の写真などを付けたメッセージカードを添え、気を遣わせない範囲で贈るのが良いでしょう。
フォーマルなお礼状も簡単に書ける4つの項目をご紹介!
「お礼状」というと堅苦しい印象がありますが、祖父母や友人へのお礼状であれば、感謝の言葉をカジュアルに書くだけでも問題は、ありません。目上の方や親族へ贈る場合は、これからお伝えする「4つの言葉」を順番に書いていけば簡単に書くことができます。
頭語と結語
手紙の最初に書く「頭語」と、手紙の最後に書く「結語」はセットで使います。
例:拝啓と敬具、謹啓と謹言
時候の挨拶
頭語に続く言葉として季節感や天候を伝える日本ならではの表現で、月ごとに変わります。 入園や入学は春のイベントなので、「春」や「桜」という言葉を入れるのもおすすめです。
例:3月→「早春の候」「春風の候」「桜の花が待ち遠しい毎日です」
例:4月→「陽春の候」「桜花の候」「桜の花は今を盛りと咲き誇っております」
お礼・感謝の言葉
お祝いをいただいたことに対する感謝の言葉を伝えましょう。また、お祝いをいただき喜んでいるお子様の様子やいただいたお祝いの品を使っている様子なども一緒に伝えると良いでしょう。
例:「この度は入学祝いに○○をいただき、ありがとうございました」
例:「いただいたお祝いで購入した○○を使って、毎日勉強に励んでおります」
結びの言葉
最後に、相手の体調を気遣う言葉や贈った内祝いの品についてなどを書いて締めくくります。
例:「季節の変わり目ですので、ご自愛ください」
例:「心ばかりではございますが内祝いの品をお送り致しましたので、お納めください」
贈る相手別に参考になる例文をご紹介
それでは、お礼状を書く方の参考になる。いろいろなパターンの例文をご紹介します。
祖父母や友人など親しい間柄の方へお礼状を書く場合は、頭語や時候のあいさつなどは省略しても問題はありません。御礼や近況をそのまま下記、最後に結びの言葉で締めましょう。
親族や目上の方へお礼状を贈る場合は、上記でお伝えした4つの項目を入れたお礼状を贈ると良いでしょう。親族へのお礼状には、入学を楽しみにしている様子などお子様の近況も加えられると喜ばれると思います。
例文:孫からおじいちゃん・おばあちゃんへ
お祝いをくれてありがとう。
また、夏休みに遊びにいくの楽しみにしてるよ!
○○(孫の名前)より
例文:親から友人へ
〇〇(こどもの名前)は、先日の入学式を無事に終えて、楽しそうに学校に毎日通っています。
また、おうちにも遊びに来てくださいね。
みんなと会えることを楽しみにしています。
例文:親から親族へ
桜の花が待ち遠しい毎日です
皆様、お元気にお過ごしでしょうか。
このたびは○○(子どもの名前)の入学祝いをいただきありがとうございました。
お二人のお心づかいに○○(子どもの名前)も喜んでおり、早速大好きな○○を購入させていただきました。
先日、卒園式を無事に終え、入学式を1カ月後に控えております。
○○(子どもの名前)は新しいランドセルを背負って小学校に行くことを楽しみにしております。
お盆に帰省した時には、○○(子どもの名前)から小学校の生活についてたくさんお話しをできると思います。
今後とも親子ともども、どうぞよろしくお願いいたします。
敬具
例文:親から目上の方(会社の上司や習い事の先生など)へ
桜花の候、いかがお過ごしでしょうか。
このたびは○○の入学にあたり、あたたかいお心遣いをいただきありがとうございました。
無事に入学式を終え、新しくできた友だちと学校に楽しく、毎日通っています。
いただきましたお祝いで〇〇を購入させていただき、○○も喜んで使っております。
季節の変わり目ですので、風邪など召されませんようご留意ください。
敬具
お礼が遅くなったら、お詫びを添えた手書きのお礼状を贈りましょう。
入進学の時期はいろいろな手続きも多く、すぐにお礼状を贈ることが出来ない場合もあると思います。
そんな時は、先に電話で御礼を伝えると良いでしょう。
また、お礼状には遅くなってしまった理由とお詫びの一言を入れた手紙を贈りましょう。
その場合には、メールではなく手書きのものを贈ることをおすすめします。
例文:お礼が遅くなってしまった場合
桜花の侯、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
このたびは○○(子どもの名前)の入学にあたりお祝いをいただきましたものの、お礼を申し上げるのが遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
○○(子どもの名前)は、先日の入学式を無事に終え、新しい友だちと楽しく学校に毎日通っております。
季節の変わり目ですので、ご自愛くださいませ。
敬具
入学内祝いにはメッセージカードを
入学内祝いを贈る場合、品物だけでも失礼にはなりませんがメッセージカードを添えるとより丁寧な印象になるためおすすめです。その際、入学式や入園式の写真などを付けるとお子さまの成長が伝わり喜ばれます。
なお、入学内祝いは「無事に入学できました」という報告の意味も兼ねた贈り物になるので、入学式が終わってから贈るのが一般的です。入学・入園後、1カ月以内を目途に贈るようにしましょう。
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