
念願のマイホームが完成し、たくさんの方から新築祝いをいただいて嬉しい反面、お返し(新築内祝い)の準備に頭を悩ませていませんか。
引っ越しの片付けや新しい生活の準備で毎日が忙しく、のし紙の手配にまでなかなか手が回らないという方も多いでしょう。
しかし、お祝いをくださった大切な方々へ失礼のないように、きちんとしたマナーでお返しを贈りたいですよね。
本記事では、新築祝いのお返しや引っ越し祝いのお返しにかけるのし紙の正しい選び方や、表書きと名前の書き方を分かりやすく解説します。
水引の結び方や本数といった基本的なルールから、手渡しと配送による掛け方の違いまで、迷いやすいポイントをすべて網羅しました。
手軽に新築内祝いののし紙を準備したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
新築祝いのお返し(新築内祝い)・引っ越し祝いのお返しに掛けるのし紙の基本構成

新築祝いのお返し(新築内祝い)や引っ越し祝いのお返しには、正式な贈り物としてのし紙を掛けるのがマナーです。
のし紙には地域によって細かなルールがありますが、基本を押さえておくと悩みにくいです。
新築内祝いに掛けるのし紙は、基本的に下記の4つで構成されています。
- のしあわび
- 水引
- 表書き(のし上)
- 名入れ(のし下)
のし紙の基本構成を知っておけば、マイホーム完成直後で忙しい時期でも失礼のない新築内祝いが贈れます。
次章からは、一つずつ具体的な選び方について確認していきましょう。
新築祝いのお返し(新築内祝い)・引っ越し祝いのお返しの水引の選び方
のし紙にある水引の色や結び方には、贈り物ごとに意味があります。
ここからは新築内祝いの水引の選び方について確認していきましょう。
水引の色は「紅白」を選ぶのが基本
新築内祝いののし紙は、紅白の水引が一般的ですが、贈る相手や金額によっては金銀の水引を用いることもあります。
おめでたい行事のお返しには、縁起のよい紅白の水引を選ぶのが基本となっているため、新築内祝いや引っ越し祝いのお返しには紅白の水引を選べば間違いありません。
一方で、金銀の水引は、特別なお祝いや格式を重んじる贈り物に用いられることが多いため、目上の方や高額なお祝いをくださった方へのお返しでは、金銀を選ぶ場合もあります。
水引の結び方は蝶結び(花結び)を選ぶ
新築内祝いや引っ越し祝いのお返しにかける水引の結び方は、蝶結び(花結び)を選ぶのが一般的です。
何度でも簡単に結び直せる蝶結びは「何度繰り返しても嬉しいお祝い事」にふさわしい水引の結び方とされています。
家を建てることは何度あっても大変喜ばしいことなので、蝶結びを使用します。
水引の結び方を間違えてしまうと失礼だと受け取られてしまう可能性があるので、新築内祝いは蝶結びを選ぶと覚えておきましょう。
水引の本数は5本または7本
新築内祝いの水引は、5本または7本を選ぶのが基本です。
慶事に使う水引は、5本または7本と奇数で作られているのが一般的で、5本は幅広いお祝い事に使える基本の本数です。
より丁寧な印象にしたいときは7本の水引を選んでも問題ありません。
新築祝いのお返し(新築内祝い)・引っ越し祝いのお返しの表書き・名前の書き方
のしには、どんな贈り物なのかお相手に伝えるために目的を記載する表書きと誰からの贈り物なのかわかるよう名前を記入します。
ここからは新築内祝いや引っ越し祝いのお返しの表書きと名前の書き方について解説します。
表書き(のし上)は「新築内祝」または「内祝」
新築内祝いの表書きは、「新築内祝」または「内祝」と書くのが一般的です。
どちらの表書きでも失礼ではありませんが、迷ったら新築内祝と書いておけば間違いありません。
引っ越し祝いのお返しの場合は、「内祝」や「御礼」と記します。
表書きの文字を書く時は、濃い黒色の墨の毛筆や筆ペンを使ってはっきりと書きます。
ボールペンや万年筆、薄い墨を使うことは、慶事ののし紙マナーにはふさわしくないので避けましょう。
印刷されたのし紙を使う場合も、必ず濃い黒色で太い文字が印字します。
名前(のし下)の書き方はフルネームまたは苗字
水引下段の名前は、贈り主である世帯主のフルネームまたは苗字を書くのが一般的です。
名前を入れる際の文字のバランスも大切で、表書きの文字よりも少しだけ小さく書くのが美しいとされています。
自筆が難しい場合は、新築内祝いギフトを購入する際にのし紙のサービスがないか確認してみてください。
夫婦や二世帯住宅の場合の名入れは連名で書くのが一般的

夫婦で新築内祝いを贈る場合や、二世帯住宅を建ててお祝いをいただいた場合は、名入れを連名にして書くのが基本のルールです。
夫婦連名の場合は、夫の姓名の左側に妻の名前のみを並べて書くのが一般的です。
二世帯住宅の場合は、親世帯と子世帯、それぞれの代表者である世帯主の名前を並べて記載することになります。
親子で新築内祝いを贈る際は、右側に親世帯の姓名、左側に子世帯の姓名を並べて書きます。
連名にする場合は、年齢や格式が上位となる方を右側に書くのが名入れのルールです。
順番をうっかり間違えてしまうと、目上の方に対して失礼にあたる可能性があるので注意しましょう。
新築祝い・引っ越し祝いのお返しは外のしと内のしどちらを選ぶべき?

のし紙には品物に直接掛けてその上に包装する「内のし」と包装済みの品物にのし紙を掛ける「外のし」と2種類の掛け方があります。
新築内祝いの贈り方によってのし紙の掛け方が異なるので、渡し方別に確認していきましょう。
直接手渡しするなら表書きが見える「外のし」がおすすめ
新築内祝いや引っ越し祝いのお返しを直接手渡しする場合は、表書きがすぐに見える外のしを選ぶのがおすすめです。
外のしとは、品物を包装紙で綺麗に包んだ上から、一番外側にのし紙を掛ける方法のことです。
新築内祝いの品であることがひと目で相手に伝わるため、どんな目的の贈り物なのかを相手にすぐ伝えられます。
手渡しする際に「新築内祝」の文字がすぐに目に入るので、手提げ袋から品物を取り出したときに、外のしが見えることでより丁寧な印象を与えられます。
配送する場合は汚れにくい「内のし」がおすすめ
宅配便などを利用して品物を配送する場合は、のし紙が汚れにくい内のしを選ぶのがおすすめです。
内のしとは、品物の箱に直接のし紙を掛け、その上から包装紙で包んで見えなくする方法です。
外からはのし紙が見えないため、少し控えめで奥ゆかしい印象を与える特徴があります。
また、配送時にのし紙の破れや汚れを防止できるので、お相手に綺麗な状態で品物をお届けできます。
近頃は便利なネット通販を利用してお相手の自宅へ直接配送するケースが増えているため、遠方の方へお返しを贈る際は注文時に内のしを指定しておくとよいでしょう。
新築祝いのお返し(新築内祝い)に関するよくある質問
最後に新築内祝いのお返しに関するよくある質問に2つ回答します。
「新築内祝の表書きで贈れるのはいつまで?」など、疑問を解消しておきましょう。
新築内祝いと引っ越し祝いのお返しは別々に用意すべき?
新築への引っ越しでは、新築祝いと引っ越し祝いを同じタイミングでいただくことがあります。
この場合は、お返しを一つにまとめても問題ないとされています。
同じ方から新築祝いと引っ越し祝いを別々にいただいた場合は、いただいた金額の合計金額を目安に、その半額から3分の1程度の品物を一つお返しするとよいでしょう。
品物を二つに分けるよりも、少し質の良いお菓子やタオルなどを一つ贈る方が喜ばれることも多いです。
また、中古戸建てやマンションへの引っ越しにお祝いをいただいた場合は、表書きを「内祝」や「御礼」とするのが一般的です。
増改築やリフォームのお祝いへのお返しでは、「改築内祝」とするケースもあります。
どうお返しすればいいか悩んだら、新築住宅に引っ越した時は新築内祝い、中古住宅や賃貸住宅へ引っ越した場合は引っ越し祝いのお返しとして手配するとよいでしょう。
新築内祝いはいつまでに贈る?遅れたら表書きは書き換える?
新築内祝いや引っ越し祝いのお返しを贈るタイミングは、引っ越しをしてから1ヶ月以内を目安に遅くとも2ヶ月以内に贈るのが一般的です。
新しい生活が少し落ち着いた頃に、無事に引っ越しが終わったご報告も兼ねてお贈りします。
万が一、新築内祝いを贈るのが遅くなってしまった場合は、事前に電話や手紙等でお詫びの連絡をし、すぐにお礼の品を贈るようにしましょう。
新築内祝いを贈るのが遅くなった場合でも表書きは「新築内祝」のままで問題ありませんが、1年以上経過してしまったときは「御礼」と書き換えてもよいとされています。
お相手も引っ越し直後は忙しいと理解してくれているので、多少遅れてしまっても焦らずに誠実に対応すれば、感謝の気持ちは十分に伝わるはずです。
新築内祝いを贈るのが遅れてしまったら、まずはお詫びのご連絡をしてから受け取り可能な時期を確認して手配してみてくださいね。
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新築祝いや引っ越し祝いのお返しには、紅白蝶結びの水引に「新築内祝」や「内祝」と書いたのし紙を掛けるのが基本的なルールです。
手渡しする場合はのし紙を一番上に、配送する場合は品物に直接のし紙を掛けて贈ると配慮の気持ちが伝わります。
のし紙のマナーは細かくて覚えるのが大変ですが、基本を押さえておけば丁寧な新築内祝いが贈れます。
とはいえ、新居に引っ越してさまざまな手続きを進めながら準備するのは大変ですよね。
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