大切なあの人の出産祝いに添えたい、オリジナルのメッセージ。 いざペンを握ると、「どうやって書けばいいんだろう。」「何を書けばいいんだろう。」と、なかなかペンが進まず悩んだことはありませんか?今回は、出産祝いのメッセージを書くときの正しいマナーについてお話しします。
出産祝いのメッセージのマナー
結論から言いますと、こうしなければならいという決まりはありませんので、あなたからの「おめでとう」の気持ちをストレートに書くと良いでしょう。手書きでメッセージを書くときは、出産祝いのメッセージに限らず全てに言えることですが、「読みやすく丁寧に書く」ことが最低限のマナーです。文字にはその人の性格が表れると言いますが、まさにその通りで、メッセージなど相手に渡すものの場合は相手への想いも自然と文字に表れるものです。お贈りする相手と生まれてきた赤ちゃんのことを想いながら、一文字一文字気持ちを込めて丁寧に書くようにしてください。
相手の読む負担にならないよう長文には気を付けましょう
相手への想いが溢れすぎてメッセージが長くなりすぎないよう注意が必要です!溢れるほどの想いが詰まっているのは素敵ですが、まだ体力が充分に回復していないママには長文を読むことが負担になりかねません。理想は3〜6文程度で、簡潔にまとめるよう心がけましょう。書ける量が限られた小さめのメッセージカードを用意すれは、長文になることが防げますよ。
苦労や死を連想させる忌み言葉は避けましょう
相手に、これからの苦労(発育不全など)や死など不吉なことを連想させる言葉をメッセージに使うことは避けましょう。このような言葉のことを「忌み言葉」といい、出産祝いに関しては、「流れる」「消える」「失う」「枯れる」「衰弱」「四(死)」「九(苦)」などがあげられます。今は、昔ほど口うるさく忌み言葉について言われなくなりましたが、せっかくのお祝いごとですから、相手に少しでも嫌な想いをさせず気持ち良く祝福できるよう、きちんとマナーにならい細心の注意を払いたいポイントです。
メッセージを贈るタイミング
基本的には、ギフトに添えて贈るメッセージですが、遠方でなかなか足を運べない場合などは、メールやSNSなどでお祝いのメッセージを伝えるのも良いでしょう。ギフトを贈る理想的な時期は、生後7日〜生後1ヶ月以内ですので、この時期にギフトを贈ることが難しい場合は、メッセージだけでも先に届けると喜んでもらえること間違いありません。また、遅れてギフトを渡す場合にもひとこと「遅くなってごめんなさい。」とメッセージを添えることで誠意を伝えることができます。メッセージを上手に活用して、あなたからの心からの「おめでとう」を伝えましょう。
出産祝いのメッセージ文例
友人、職場の方、家族など、贈る相手との関係性によって伝えるメッセージは変わります。
先ほどお伝えしたマナーをふまえつつ、贈る相手別にメッセージの文例集をご紹介します。
友人の場合
文例1
〇〇ちゃん、出産おめでとう!
〇〇ちゃんの赤ちゃんが誕生したと聞いて、とても嬉しく思っています。
母子ともに元気そうで何よりです。
これからは、〇〇ちゃんと赤ちゃんで楽しい毎日を過ごしてね。
文例2
出産おめでとう!
無事に出産したという知らせを聞いて、とても嬉しく思っています。
まずはゆっくり休んでね。落ち着いたら赤ちゃんの顔を見に行かせてね。
職場の場合
文例1
〇〇さん、ご出産おめでとうございます。
無事にご出産されたと伺い、心よりお祝い申し上げます。
ご家族が増え、ますますにぎやかになりますね。
ご無理はなさらず、まずは赤ちゃんとゆっくりお過ごしください。
赤ちゃんのお話をお伺いできるのを楽しみにしております。
文例2
〇〇さん、ご出産おめでとうございます。
無事に出産したという知らせを聞いて、とても嬉しく思っています。
母子ともにお体には十分に気を付けてください。
赤ちゃんが健やかに成長し、幸せに暮らせますように。
兄弟・姉妹の場合
文例1
〇〇、出産おめでとう!
〇〇の赤ちゃんが誕生したと聞いて、とても嬉しく思っています。
〇〇のおかげで、また一人、家族が増えたんだね。
家族みんなの幸せを、心から願っています。
文例2
〇〇、出産おめでとう!
〇〇ならきっと立派なパパになってくれると信じています。
可愛い赤ちゃんに会えることを楽しみにしているので、落ち着いたら連絡してね。
親戚の場合
文例1
〇〇ちゃん、ご出産おめでとうございます。
〇〇ちゃんが無事に出産したと聞いて、安心しました。
〇〇ちゃんも赤ちゃんも元気そうで何よりです。
落ち着いたらまた顔を見にいきます。赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています。
文例2
〇〇さん、ご出産おめでとうございます。
母子ともに元気だと聞いて本当に安心しました。
家族が増えてますます楽しくなりますね。赤ちゃんに会えるのを家族みんなで楽しみにしています。
〇〇さんの赤ちゃんが、健やかに成長し、幸せに暮らせますように。