結婚内祝い・結婚祝いのお返しのマナー・豆知識

結婚祝いのお返しや結婚内祝いのメッセージカード・お礼状の例文・マナー

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最終更新日:2024.8.6
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結婚祝いをいただいた方への結婚内祝いに添えるメッセージカードやお礼状。
しかし、いざ書くとなると、「どうやって書けばいいんだろう。」「何を書けばいいんだろう。」と迷ってしまうもの。

この記事では、結婚祝いへのお礼状や結婚内祝いのメッセージカードの書き方のポイントや相手別の例文、さらにはおさえておきたい基本的マナーを詳しく解説します。親戚や職場の上司など、おくる相手別の文例も多数掲載していますので、メッセージを作成する際の参考にしてください。また、お礼状やメッセージには使用を避けるべき言葉など気を付けたいポイントもあるので確認し注意しましょう。

失礼のないようマナーに気を配りながら、気持ちのこもった自分らしいメッセージカードを作成してみてくださいね。
無料で利用できるメッセージカードのデザインテンプレートもご紹介します。ぜひご利用ください。

目次

結婚内祝いにはメッセージカードやお礼状を添えよう

結婚内祝いを贈る際、お礼状やメッセージカードを付けていなくても失礼にはなりません。ただ、結婚祝いをくださった方を訪ね、結婚内祝いを手渡しで直接感謝をお伝えしていた以前とは違い、近年は結婚内祝いを宅配便で贈るのが一般的になりつつあります。結婚内祝いを配送する場合は、直接感謝をお伝えできない分、品物だけを贈るよりはメッセージカードやお礼状の手紙を添える方が気持ちも伝わり丁寧な印象になるのでおすすめです。

かしこまった文章でなくても構いません。結婚式の写真を入れるなど、自分たちらしい形で感謝の想いを届けましょう。お二人からの心のこもったメッセージならきっと喜んでもらえます。

結婚内祝いのメッセージカードとお礼状はどっちがいい?

結婚内祝いに添える挨拶状は、カードタイプのメッセージカードと手紙形式のお礼状のどちらでも問題ありません。

現在は簡単にメッセージカードを作成できるサービスや購入時にカードタイプの挨拶状を付けられるお店も多いので、一般的には印刷したカジュアルなタイプのメッセージカードを添えることが多いようです。 目上の方やご年配の方など礼儀作法を意識する相手に贈る場合は、よりフォーマルな形式である直筆の手紙(お礼状)を添えてお贈りするのが良いでしょう。

結婚内祝いのメッセージの書き方

結婚内祝いで贈るメッセージやお礼状は、どのような内容を書けばよいのでしょうか。ここでは結婚内祝いのメッセージに書く主な内容やポイントをご紹介します。

結婚内祝いのメッセージで書く内容について

結婚内祝いのメッセージには、基本的に以下のような内容で構成します。
相手によって言葉遣いや文面を調整し、自分の言葉で書くのがおすすめです。

  • ・頭語や時候の挨拶(※入れなくてもOK)
  • ・結婚祝いをいただいたことへの感謝の気持ちやお礼
  • ・お二人での新しい生活や心境などの近況報告
  • ・今後のお付き合いの挨拶

頭語や時候の挨拶

頭語や時候の挨拶などは入れなくても構いませんが、目上の方へのメッセージなど相手との関係性も考え失礼のない内容で書くようにしましょう。
フォーマルな形式で手紙のお礼状をおくる場合は入れるのが良いでしょう。

お祝いをいただいたことへの感謝の気持ちやお礼

まず一番大切なのは、お祝いしてくださったことへの「ありがとう」の気持ちを伝えることです。お礼の言葉にプラスして、いただいた品物などに対する喜びの気持ちや気に入って使っているというような感想を伝えると考えてお祝いを選んでくれた相手もより嬉しいことでしょう。ご祝儀をいただいた場合は、いただいたお金で買った品物を書くのもおすすめです。

お二人での新しい生活や心境などの近況報告

結婚した2人へのお祝いをいただいたので、新婚生活の近況やこれからの抱負を書くことも多いです。「これからも笑顔で素敵な家庭を作っていきたい」「ふたりで力を合わせて頑張っていきます」といった、短い内容でも良いです。ポジティブな報告はお祝いを贈った方も安心しますし、贈ってよかったという気持ちになれると思います。

今後のお付き合いの挨拶

メッセージの終わりには、「これからもよろしくお願いします」と今後も良好な関係を続けていきたいという気持ちを伝えましょう。たとえ親しい友人に向けてのメッセージでも、礼儀として丁寧に書くことが大切です。引越しをした場合などは「新居にもぜひ遊びに来てください」という言葉も書くと、より関係を続けていきたいという気持ちが伝わります。

結婚内祝いのメッセージを書くときの注意点

結婚内祝いのメッセージを書く際はいくつか注意しなければならない点があります。ここでは避けるべき表現など、気をつけたい注意点をご紹介します。失礼のないよう確認しておきましょう。

相手に合わせた表現やアレンジを

メッセージの内容は、贈る方全員に同じ内容を送るのではなく相手に合った文面を考えると喜ばれます。目上の方には丁寧な言葉遣いをすることはもちろん、親しい人や友人には丁寧さを意識しつつやわらかいフランクな表現も使うなど相手との関係性に合わせて使い分けるのが良いでしょう。

メッセージカードには、写真を入れたり文章をアレンジするなど、基本マナーを押さえた上で贈る相手に合わせて自分たちらしい表現を加えてみましょう。

特に結婚式に参加していない方へ結婚内祝いを贈る場合は、結婚式の写真を付けたメッセージカードを添えると当日の雰囲気も伝わりより気持ちの伝わる贈り物になるのでおすすめです。

忌み言葉・重ね言葉は避ける

結婚というようなお祝い事の際は「終わる」「切れる」「離れる」など別れを連想させるような言葉は使わないようにしましょう。再婚を連想させる重ね言葉「しばしば」「たびたび」「重ね重ね」なども縁起が悪いので使わない方が良いとされています。また、「お返し」という言葉は控え「心ばかりの品をお贈りします」などの一文を使いましょう。

手書きと印刷はどちらでもOK

結婚内祝いのメッセージは、手書きでも印刷でもどちらでも構いません。手書きの方が丁寧でかしこまった印象にもなるので、礼儀作法を気にされる方には直筆のお礼状をおくるのが良いでしょう。
印刷されたメッセージカードに直筆で短文のメッセージを一言付けるだけでも印象は変わります。

手紙のお礼状を贈る場合の基本マナー

手紙のお礼状を書く場合は、便せん、封筒は白無地のものを使うのが基本的なマナーです。差出人は夫婦連名で書くようにしましょう。

結婚内祝いを贈るのが遅くなってしまった場合はお詫びの言葉を添える

結婚内祝いは、結婚式を挙げる場合は、結婚式後「一か月以内」を目安に贈るのが一般的とされています。
結婚内祝いを贈るのが遅くなってしまった場合は、メッセージカードやお礼状にお詫びの言葉も添えましょう。

参考にしたい結婚内祝いのメッセージカード・お礼状の例文

贈る相手別の文例など、結婚内祝いのメッセージの例文をご紹介します。参考にしてください。

親戚に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

この度は結婚のお祝いをいただき、ありがとうございました。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
ようやく新居も片付きましたので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りになってください。
これからは二人で力を合わせて、明るく幸せな家庭を築いていきたいと思います。
今後ともご指導賜りますよう、よろしくお願いいたします。
この度はたくさんのお祝いをいただき、ありがとうございました。
また、先日は遠方より結婚式に出席してくださり、ありがとうございました。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
ようやく新居も片付きましたので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りになってください。
未熟ではありますが二人で支え合い温かな家庭を築いていきたいと思っております。
これからも温かく見守っていただけましたら幸いです。

親戚に贈る堅苦しくない結婚内祝いのメッセージ例文

結婚のお祝いをありがとうございます。
ささやかですが、お礼の品をお贈りさせていただきます。
自分のことのように喜んでくれて本当にうれしかったです。
新居にもいつでも気軽に遊びにきてください。
これからもよろしくお願いします。

親戚に贈る結婚内祝いのメッセージ例文(短文)

・この度は結婚に際して過分なお祝いをいただき、ありがとうございました。

・小さい頃からいつも見守ってくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

・おじいちゃんおばあちゃんのように二人で力を合わせて楽しい家庭を築いていきます。

・お父さんとお母さんのような明るい家庭を作っていきたいと思います。

・先日は私たちの結婚式にご出席いただき、ありがとうございました。

・これからも夫婦共々よろしくお願いします。

・これからも変わらず温かく見守っていただければ幸いです。

祖父母に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

この度は結婚のお祝いをいただき、ありがとうございました。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
小さい頃からずっと温かく見守ってくれたおじいちゃんおばあちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからは二人で力を合わせて、明るく幸せな家庭を作っていきたいと思います。
体に気を付けてずっと元気でいてください。
この度はたくさんのお祝いをいただき、ありがとうございました。
二人で大切につかいます。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
おじいちゃんおばあちゃんのように二人で力を合わせて楽しい家庭を築いていきます。
また遊びに行くので、体に気を付けて待っていてね。

両親に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

私たちの結婚に際し、たくさんのお祝いをいただき、ありがとうございました。
二人で大切に使わせていただきます。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
これからはお父さんとお母さんのように二人で力を合わせて頑張っていきます。
これからも温かく見守ってください。

上司に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

この度は結婚のお祝いをいただき、ありがとうございました。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
これからは二人で支え合い、○○さん(上司)夫婦のように温かな家庭を築いていきたいと思います。
仕事もより一層精進してまいります。
今後ともご指導賜りますよう、よろしくお願いいたします。

職場の人に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

この度は結婚のお祝いをいただき、ありがとうございました。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
いただいた○○はさっそく二人で大切に使っています。
これまで以上に仕事も頑張りたいと思います。
今後ともご指導賜りますよう、よろしくお願いいたします。

職場の人に贈る結婚内祝いのメッセージ例文(短文)

・大切につかわせていただきます。

・いつも楽しく仕事ができているのも皆様のおかげです。

・尊敬する○○さんのように仕事も家庭も大事にしていきたいと思います。

親しい友達に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

心のこもった結婚祝いをありがとう!とても嬉しかったです。
いただいた○○は本当に可愛くて、毎日気に入って使っています。
ささやかですが、お礼の品を送ります。
これからもよろしくおねがいします。今度新居にも遊びに来てね!

結婚式に出席しなかった人に贈る結婚内祝いのメッセージ例文

この度は私たち二人の結婚に際して、温かなお心遣い誠にありがとうございます。
〇月〇日に無事挙式いたしました。
ささやかですが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
ふたり仲良く明るく幸せな家庭を築いていきたいと思います。
未熟なふたりですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
お近くにお越しの際は、どうぞ新居にもお立寄りください。

結婚内祝いのお礼状の例文

拝啓 立春の候
皆様におかれましては ますますご清福にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
この度は私たち二人の結婚に際して、温かなお心遣い誠にありがとうございます。
ささやかではございますが、お礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
これからは二人で力を合わせて、幸せな家庭を築いてまいります。
今後も変わらぬご指導とご助言をいただきますようお願いいたします。
敬具

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