お歳暮・お年賀・寒中見舞いの違い

日ごろお世話になっている方への冬のご挨拶には、「お歳暮」「お年賀」「寒中見舞い」がありますが、実際どこがどう違うのか詳しく区別できていない方も多いのではないでしょうか。ここでは、「お歳暮」「お年賀」「寒中見舞い」のそれぞれの違いや意味についてご紹介します。

お歳暮の基本

お歳暮は、日頃お世話になっている方に「今年も一年お世話になりました」という御礼や感謝の気持ちを込めて、またご無沙汰している方への挨拶も兼ねて交流を深める目的で贈るものです。
贈る時期は、一般的に12月初めから25日までに届くようにしますが、地域によっては11月末頃から贈るという場合も。
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お歳暮を贈る相手は、実家の両親、親戚、会社の上司や友人をはじめ、日頃お世話になっている方々にお贈りします。
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大切なのは相手への思いやりですから、贈る相手の習慣に合わせて、臨機応変に対応するのが好ましいでしょう。
本来お歳暮は直接手渡しでお礼を伝えるものでしたが、近年ではインターネットや店舗からの配送が主流です。配送の場合には、品物が到着する前に別送で送り状を送りましょう。送り状には挨拶のほかに、いつ、何を、どの店から送ったのかなど、できるだけ詳しく書き添えます。
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お歳暮とお年賀の違いは?

贈る時期が近いお歳暮とお年賀は、どこがどのように違うのか、混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。

新しい年の神様(年神様)をお迎えして祀る、お正月の慣習として古くから残っているお年賀。お年賀の起源は、年神様を祀る神棚やお仏壇に置くお供え物のことを「御歳魂(お年玉)」と呼び、互いに品物を持ち寄りあうという習慣から始まったと言われています。

そしていつの頃からか、新年のご挨拶回りの際に手土産を持参するという形に変化していきます。子どもには御年玉、家人には御年賀と表書きをして贈るようになり、現在に至っています。現在では、旧年中の感謝と「今年もまたどうぞよろしくお願いします。」という新年の挨拶を込めて、年始回りの際に品物を持参することが定着していますが、「お世話になる」という気持ちを表すことが多いため、目下の者から目上の方へ贈るのが一般的といえるでしょう。

■お年賀を贈る時期
1月1日から松の内が明けるまでに贈るのが一般的です。松の内とは、門松などのお正月飾りを飾っておく期間のこと。この期間は関東と関西で異なるといわれており、関東は1月7日頃まで、関西は1月15日頃までとされている場合が多いようです。お年賀は新しい年を迎えてのご挨拶ですので、少し早めて年末に贈ったり、松の内が明けてから贈るということはありません。

■お年賀の渡し方
お歳暮はネットショップやデパートの配送サービスを使って贈るのが一般的になっています。お年賀についても同様に産地やショップからの直送や宅配で済ませてしまいたい気持ちになるのは理解できますが、お年賀は直接相手の元へ伺う時に手渡しするのが基本的な渡し方です。

お年賀は、年末に贈るお歳暮と異なり、年始挨拶の際に直接持参する手土産の表書きとして使用されるものとなっているため、持参して贈るのが礼儀とされています。年配の方や目上の方で慣習や儀礼に関心が高い方には特に留意して、失礼のないように気をつけましょう。

これまでお世話になった感謝とこれからも末永くお付き合いくださいという気持ちを伝えることが大切ですので、贈答品の値段などにかかわらず、郵送で済ませることのないようにするのがおすすめです。

■お年賀で贈る品物
贈る品物は、食品やタオル等の日用品、洗剤などが贈られています。お正月のため、在宅であることを踏まえて食品が贈られる傾向が高い一方、仕事始めからの出勤でも賞味期限などが気にならない日用品を仕事場に贈ると喜ばれるかもしれません。

お歳暮と寒中御見舞の違いは?

寒中見舞いとは、1年の中でも寒さが厳しい時期に、相手を気遣う気持ちを込めて贈る挨拶状や贈りもののことを指しています。

松の内を過ぎてしまった場合には、表書きをお年賀とせず、寒中見舞いとして贈るのが一般的です。贈る側、贈られる側に不幸があって喪中の場合は、喪中はがきによって事前に状況が把握できていますので、年賀状を送らず寒中見舞いとして送るのと同じように、寒中見舞いとして贈るのがマナーとされています。

贈る時期は、松の内が終わる1月7日頃(地域によっては15日頃)から、暦の上では春が始まる立春までの間です。
立春はその年によって異なりますが、毎年2月上旬頃にやってきます。その間に、お年賀と同様に相手へ持参するのが一般的です。

贈る品物は、お菓子類など、お歳暮と同様の定番のギフトで問題ありません。寒い季節に楽しめるようなものをお贈りすると喜ばれるかもしれませんね。

お歳暮とお年賀、両方贈るべき?パートナーの家には両方?

お歳暮とお年賀は贈る時期が近いため、どっちを贈るべきなのか迷う方も多いのではないでしょうか。

両方贈らなければいけないという決まりはありませんが、お歳暮とお年賀はそれぞれ違った意味がありますので、どちらとも贈るときっと喜ばれるでしょう。今年本当にお世話になったと感じる相手や、親しい間柄の方には両方贈る、という方もいらっしゃるようです。

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