出産内祝いのマナー・豆知識

出産内祝いは誰に渡すべき?贈る相手別のおすすめについて

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最終更新日:2023.11.21

出産内祝いは誰に渡すべき?贈る相手別のおすすめについて

赤ちゃんが生まれたときに周囲の方からお祝いをしていただくことでしょう。

そのお祝いに対するお礼をするときに、「出産内祝いはどこまで贈るべき?」「お祝いをしてくれた全員に出産内祝いを贈るべきなのか。」こういった悩みを持っている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、出産内祝いを贈る相手についてご紹介します。参考にしてみてください。

そもそも内祝いとは

そもそも「内祝い」とは、本来お祝いをいただいたものへのお返しという意味合いではなく、喜ばしいお祝いごとへの嬉しい気持ちをお裾分けするためにお祝いをいただく、いただかないに関わらず、飲食を共にする宴席を設けたり、贈り物を用意することが一般的でこれが本来の「内祝い」のかたちでした。

よって、本来はお返しをするという意味ではなく、お祝いの意味合いがあります。ただし、現在では「お祝い」に対する「お返し」という意味で使われることが多くなっています。

また地域によっては、お祝いをいただいたのにお返しをしないことを「片祝い(かたいわい)」といって、縁起が悪いとするところもあります。片祝いはかなずしも出産祝いに関わるとは限りませんので、地域の風習などを両家の両親に確認して対応を決めてもよいでしょう。

出産内祝いは誰に渡す?

基本的には、お祝いをいただいた方全員に出産内祝いを贈りましょう。家族や友達など親しい間柄ではお互い様と感じる場合もあるかもしれませんが、お祝いをいただいた方には必ず出産内祝いを贈りましょう。

ただし、内祝いの本来の意味を理解していない人に、「喜ばしいお祝いごとへの嬉しい気持ちをお裾分け」という意味合いで贈り物をすると、相手が戸惑うことがある点に気を付けましょう。お祝いをもらう前に出産内祝いを贈ることは避けた方が良いでしょう。

出産内祝いを贈らなくてもいい場合もある?

お祝いをいただいた方全員に出産内祝いを贈るのは、基本的なマナーですが、出産内祝いを贈らなくても良いケースがいくつかあります。例えば、相手から「お返し(お祝いのお返し)はいらない」と言われた場合が考えられます。

いらないとお断りされた場合は「本当に内祝いを贈らなくてもよいのか」「表向きだけの社交辞令なのか」など、対応に悩むところだと思います。

お祝いをする側からすると、「生まれた赤ちゃんのために使ってほしい」「産後の色々大変なときに選ぶ負担をかけさせたくない」など、気遣いの気持ちから来る言葉の場合も多いですが、配偶者と一緒に相手によって臨機応変に対応を検討するようにしましょう。

贈り先別のおすすめの出産内祝い

贈り先別のおすすめの出産内祝い

出産内祝いは、贈る相手の年齢やライフスタイル、相手との関係などを考え、それぞれ合うものを選んで贈り分けをしたいもの。何を贈ればよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、贈る相手別にどのようなものを贈るのがオススメなのかについてもご紹介します。

両親・親戚に贈る

お祝いムードいっぱいの両親や親せきには、記念になるアイテムがおすすめです。
特にご両親にとっては孫、兄弟・姉妹にとっては姪や甥の誕生にあたります。ご両親には、思い出に残る赤ちゃんの写真入りギフトも人気ですが、品物にこだわる必要はありません。インテリアや食べ物等、本人の希望やお好みの品があれば、それらをセレクトすると喜ばれるかと思います。

ご家庭によっては、負担になるからと「内祝いはいらない」と遠慮される場合もあるかもしれません。
たとえそのような場合でも、感謝の気持ちをカタチにして贈りたいもの。配偶者とよく相談しながら、相手の気持ちの負担にならないよう、気持ちが伝わるアイテムをセレクトする、お土産を持って赤ちゃんの顔を見せに行くなどすると良いでしょう。

親せきは、家族構成や年代を考慮して贈ることが大切。思い出に残る食器類や何枚あっても重宝する肌触りのいいタオル、家族で食べられるこだわりの食品など、日常生活で使う、上質なものが喜ばれるようです。地域や家族関係によってさまざまなケースがあるので、迷った場合には、家族で話し合って決めるとよいでしょう。

友人に贈る

・相手のライフスタイルを考慮したギフト選びが大切

失敗しないコツは、友人ごとに様々なライスタイルや家族構成を考えながらセレクトすること。友人へ贈る内祝いは、相手の趣味に合わせたおしゃれなアイテムを選びたいですよね。

ファミリーなら、みんなで使えて便利な食品類やタオルが人気。頼りになる先輩ママへは、お子さまの好みや家庭環境に合わせてセレクトするのが良いでしょう。独身の方には、こだわりのコーヒーや紅茶をはじめ、おしゃれなソープ、家電などのほか、スタイリッシュなインテリア雑貨もおすすめです。
それぞれの好みもあるので、もし何を贈ろうか迷ったらシンプルで上質なものを選ぶと失敗がないでしょう。

・お菓子をはじめ、人気のある食品類

共通して人気があるのが、お菓子や調味料、レトルトなどの食品類です。
特にお菓子は価格の幅が広く、予算にあった品を見つけやすいと思います。食べやすい個包装のものが多いのもポイント。最近では、小分けタイプのブランド米やボリュームたっぷりのお肉の加工食品、こだわりのお酢・ドレッシングのほか、高級感のあるレトルト食品も喜ばれるようです。ただし、特にお子様のいるご家庭にはアレルギーに関して注意をする必要があります。

上司に贈る

実は迷ってしまう、仕事関係の内祝い。特に上司には、何を贈ればいいのかとお悩みの方も少なくありません。そんな時には、本物志向のアイテムがおすすめ。品質に定評のあるブランドものが安心です。食品類や日用品等、上司の趣味や好みのものを選べば、喜ばれること間違いなしです。

ご近所の方に贈る

日ごろからお付き合いのあるご近所の方へは、日常生活で使えるアイテムが好まれるようです。例えば、お菓子類やお砂糖のほか、洗剤やタオルといった内祝いアイテムが人気です。

迷ったらカタログギフトがおすすめ

何を贈ろうか迷ったら、自分でセレクトできるカタログギフトがおすすめ。選ぶ楽しさはもちろん、贈る方の年代や趣味を問わず選べるのが人気の秘密です。また、複数の方からいただいた場合の内祝いにもぴったり。家族構成や好みが違っても、カタログギフトなら安心して贈ることができます。

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