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お歳暮の時期はいつからいつまで?贈ることを忘れたときの対処法

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最終更新日:2025.10.9

お歳暮の時期はいつからいつまで?贈ることを忘れたときの対処法

お歳暮の時期はいつからいつまでかご存知でしょうか?

お歳暮は地域によって贈る時期が異なりますが、一般的に12月初旬から中旬頃とされています。
特に近年は歳末商戦や配送業界の繁忙期など、現代的な諸事情などにより11月下旬頃からお歳暮を贈るケースも増えてきています。
本記事では、地域別のお歳暮の時期や、お歳暮を贈ることを忘れてしまったときの対処法などについて解説します。

お相手や自分が喪中の場合のお歳暮の贈り方についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

お歳暮を贈る時期はいつからいつまで?

お歳暮は、友人や知人、取引先や上司など日頃からお世話になっている方へ一年の感謝を伝える冬の贈り物です。
年末のご挨拶として12月に贈るのが一般的ですが、実は地域によって贈るタイミングが異なります。

まずは一般的なお歳暮を贈る時期と理由について確認してみましょう。

地域で異なるが12月初旬~12月20日頃までに贈るのが一般的

お歳暮は、元来お正月の準備を始める「事始め」の12月13日から12月20日頃に贈るのがよいとされてきましたが、現在は12月初旬から12月20日頃までに贈るのが一般的です。
しかし、地域の慣習の違いから、地方によってお歳暮を贈る時期に多少の差があります。
関東では年末の準備で慌ただしくなる前である12月初旬から贈るケースが多いですが、関西では事始めを過ぎた12月13日以降に贈るご家庭が多いようです。

また、年末が近づくとどのご家庭でも年越し準備で忙しくなるため、遅くとも12月25日までには届けたほうがよいとされています。

近年は、お歳暮の時期に遅れるよりは早いほうがよいと、12月初旬頃からお歳暮を届けるケースも増えてきましたが、早すぎると驚かれる可能性があるので注意しましょう。

11月下旬頃からお歳暮を贈る場合もある

一般的なお歳暮の時期は12月に入ってからですが、近年歳末商戦や配送業界の繁忙期などの現代的な諸事情により、11月下旬頃からお歳暮を贈るケースも増えてきました。
特に関東圏の企業では、11月の早い段階から準備をはじめ、11月下旬から12月初旬を目安に送り届けることも増えています。

お歳暮時期が早くなってきていることから、11月下旬頃に贈っても失礼ではないという方も増えてきましたが、時期外れだと不快に感じる方もいます。 基本は地域のお歳暮時期を参考にしつつ、早めの時期に贈っても問題ないかお相手に確認してみると安心です。

【早見表】地域別にお歳暮を贈る時期をチェック

ここからは地域別にお歳暮の詳しい時期を確認してみましょう。

お歳暮時期早見表

北海道のお歳暮時期

北海道のお歳暮は、12月10日〜12月20日頃が一般的です。
近年は、配送需要の関係から、少し早めに贈っても問題ないとされています。

東北(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)のお歳暮時期

東北のお歳暮も、北海道と同じく12月10日〜12月20日頃に贈るのが一般的です。
お歳暮として贈るのであれば、遅くとも12月25日までを目安に手配するとよいでしょう。

関東(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京都・神奈川・山梨)のお歳暮時期

関東のお歳暮は、ほかの地域よりも早く、12月1日〜12月20日頃までに贈るのが良いとされています。近年は12月初旬に届く場合も増えていて、早ければ11月末にお歳暮を贈ることもあります。

年末年始に向けて、各配送企業も繁忙期を迎えます。
配送遅延などのトラブルに遭わないよう、確実に関東のお歳暮時期に届けるのであれば、早めに手配するのがおすすめです。

北陸・甲信越(新潟・富山・石川・福井・長野)のお歳暮時期

北陸・甲信越へのお歳暮は、12月10日〜12月20日頃に届くよう手配するのが一般的です。
しかし、一部の地域では12月初旬からお歳暮が届いているケースもあり、関東に合わせて贈る時期が早まっています。

東海(静岡・愛知・三重・岐阜)のお歳暮時期

東海地方のお歳暮時期は、平均的な12月10日〜12月20日頃とされています。
東海も関東地方に合わせて、お歳暮が届く時期が早まっていますが、遅くとも12月25日までに贈れば失礼がないとされています。

関西(大阪・京都・滋賀・兵庫・奈良・和歌山)のお歳暮時期

関西地方のお歳暮は12月13日〜12月20日頃が一般的です。
もともと、関西の正月事始めである12月13日〜12月31日までに届けば問題ないとされていましたが、近年は12月初旬に届くケースもあります。

中国・四国(鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知)のお歳暮時期

中国・四国地方のお歳暮時期は、12月10日〜12月20日頃とされています。
関西と同じく、年々お歳暮を贈る時期が早まっている傾向にありますが、12月13日頃に届くよう手配すれば問題ないでしょう。

九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)のお歳暮時期

九州地方も、全国的なお歳暮時期とされている12月10日〜12月20日頃に届くよう手配するのが一般的です。ほかの地域と同じく、年々お歳暮を贈る時期が早まっていますが、12月25日までに贈れば失礼はないとされています。

ただし、贈るのが遅くなると、年末年始の慌ただしい時期で先方が受け取れない可能性もあります。遅くなることがわかっている場合は、先方にあらかじめお歳暮を贈りたい旨連絡し、受け取りやすい日時を確認しておきましょう。

沖縄のお歳暮時期

沖縄のお歳暮時期は、12月1日〜12月25日頃とほかの地域よりも期間が長いです。
しかし、年末年始に差し掛かってしまうと、先方もお正月の準備等で忙しくなる可能性があるため、できる限り早めにお歳暮を贈るとよいでしょう。

遅くなる可能性がある場合は、先方へ受け取れる時期を確認しておくと安心です。

お歳暮を贈るのを忘れてしまったときはどうする?2つの対処法

お歳暮・お年賀・寒中見舞いの贈る時期

お歳暮は12月20日頃までに贈るのが一般的とされていますが、年内にお届けできるならそのままお歳暮としてお渡しして問題ありません。
しかし、贈るのが遅くなり年内にお届けできない場合はお歳暮ではなく次の2つの贈り方で対応するのが良いでしょう。

  • ・新年明けてから松の内までに「お年賀」として贈る
  • ・松の内が明けてから「寒中見舞い」として贈る

松の内とは、門松などのお正月の飾りを飾っている期間のことです。 松の内の始まりは元日ですが、終わりは地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西は1月15日までが一般的とされています。

それぞれの詳しい贈り方を確認していきましょう。

お歳暮をお年賀として年明け松の内までに贈る

年内にお歳暮を贈れなかった場合は、新年明けてから「お年賀」として贈る方法があります。

お歳暮の代わりにお年賀を贈る場合は、のし紙の表書きを「御年賀」とします。 お年賀の表書きが使えるのは、一般的に1月1日から松の内が明ける1月7日(関西では1月15日)頃までとされています。 ただし、お相手が喪中の場合は、お祝いごとであるお年賀が贈れないため、松の内を過ぎてから「寒中見舞い」として贈るとよいでしょう。

お歳暮の代わりにお年賀として品物を贈る場合は、お相手にお歳暮の時期に間に合わないお詫びと年明けに品物をお贈りする旨を伝えておきましょう。

お歳暮を寒中見舞いとして松の内以降に贈る

お相手や自分が喪中で贈り物がはばかられる場合や、お年賀の時期に間に合わなかった場合は、松の内が明けてから「寒中見舞い」として贈るとよいでしょう。

寒中見舞いとして贈る場合は、のし紙の表書きを「寒中御見舞」や「寒中御伺」とし、松の内を過ぎた1月8日(関西では1月16日)頃から立春である2月4日頃までを目安に手配します。
寒中見舞いを贈る場合は、事前にお歳暮欠礼のお詫びといつ頃寒中見舞いをお届けするか伝えておくと、お相手も受け取りやすくなります。

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お歳暮の時期に関するよくある質問

最後にお歳暮の時期に関するよくある質問を3つご紹介します。

喪中のときはお歳暮を贈っていい?忌中で贈る時期がずれる場合はどうする?

お歳暮は季節のご挨拶でありお祝い事ではないため、お相手や自分のどちらかが喪中でも基本的にお歳暮を贈っても問題ないとされています。
ただし、ご家族が亡くなって四十九日を迎えるまでの忌中は、死を遠ざける期間という考えもあり、お祝い事や神社への参拝、贈り物を避けるのが一般的です。

忌中でお歳暮時期を過ぎてしまった場合や、お相手が喪中でお年賀を贈れない場合は、お歳暮の変わりに「寒中見舞い」として贈ればよいとされています。

お歳暮の準備はいつ頃から始める?気をつけることは?

お歳暮の準備をするなら、10月下旬から11月上旬頃に始めるのがおすすめです。 お歳暮の早期割引セールを実施するお店も多く、シーズン前に手配することで割引価格でギフトが贈れます。 特に人気の商品は、早めに売り切れてしまう可能性があるため、事前に選んでおくとよいでしょう。

また、年末年始は各配送企業も繁忙期を迎えます。 配送遅延などのトラブルを避け、確実にお歳暮時期に届けるためには早めの手配をおすすめします。

ただし、人によっては時期外れのお歳暮はマナー違反では?と感じる可能性もあるため、事前に11月下旬に贈って問題ないか確認すると安心です。

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お歳暮を贈るときは相手の都合も配慮することが大切

この記事のまとめ

お歳暮を贈るなら12月上旬頃が目安とされていますが、遅くなるようなら11月下旬頃に前倒したり、お年賀や寒中見舞いとして贈るほうが、お相手にも負担が少ないかもしれません。
特に年末年始で慌しくなる12月25日以降に贈るのは控えた方がよいでしょう。

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