出産内祝いのマナー・豆知識

出産内祝いを贈る時期は?いつまでに贈ればいい?

  • twitter
  • facebook
  • LINE
最終更新日:2024.11.19
出産内祝いの「のし」について

出産後にいただくことの多い出産祝い。感謝の気持ちを伝える際に贈る品物を「出産内祝い」といい、赤ちゃんをお披露目する大切な贈り物でもあります。

出産内祝いを選ぶ際、いつまでに贈ればよいのか、どんなマナーに気をつければよいのか気になる方も多いのではないでしょうか。

「出産祝いをいただいたらいつまでにお返しを贈ればいいの?」
「出産内祝いを贈る際の基本的なマナーとは?」

このようなお悩みを抱えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

出産内祝いはいつまでに贈ればいい?

出産祝いをいただいたら、産後1か月後くらいを目安に内祝いをお贈りするのが一般的とされています。地方によっても異なりますが、赤ちゃんのお宮参り(※1)を終える頃に出産内祝いを贈るのが目安です。

ここからは出産内祝いを贈るタイミングについて詳しく解説します。

※1赤ちゃんが生まれてから、初めて近くの神社に参拝する行事です。

出産内祝いはお祝いをいただいてから1ヶ月後が目安

出産内祝いを贈るなら、出産祝いが届いてから1ヶ月前後を目安にするのがおすすめです。出産祝いをいただいてからすぐにお返ししてしまうと「お祝いを期待していた」と思われてしまう可能性があり、よくないとされています。そのため、出産内祝いを贈るなら早すぎず、遅すぎない産後1ヶ月前後に手配するのが一般的です。

近年はネットで気軽にギフトが贈れるようになったため、お返しの時期を気にされない方もいます。とはいえ、あまりにも早く贈りすぎると、ご年配の方や目上の方のなかには、驚かれるケースもあるので注意しましょう。

また、出産後しばらく経過してから出産祝いが届いた場合も、届いてから1ヶ月以内にお返しするのがマナーとされています。

出産内祝いを贈るのが遅くなった場合は?

出産内祝いを贈るのが遅くなった場合は、事前に遅れてしまうとお詫びの連絡をしておくのがおすすめです。出産後1ヶ月は、まだお母さんの体調が回復していない可能性があり、赤ちゃんのお世話でなかなか出産内祝いの手配ができないこともあります。とはいえ、なんの連絡もしないと、お相手に「出産祝いが届いていないのかもしれない」と心配をかけてしまうかもしれません。

出産内祝いの手配が遅くなりそうな場合は、できれば出産祝いが届いてすぐに、いただいたお礼と共に出産内祝いを贈るのが遅くなる可能性があると伝えておくのがベターです。出産祝いを贈ってくださった方も、産後の大変さは理解されているはずです。出産内祝いは母子の体調が安定してから無理のない範囲で準備しましょう。

出産祝いをいただいたらすぐにお礼を伝えるのがおすすめ

出産祝いが届いたら、すぐにお礼を伝えるのがおすすめです。出産祝いは、産後1週間から1ヶ月以内にいただくケースが多いため、母子の体調が良いタイミングで感謝を伝えられるとよいでしょう。可能であれば、出産祝いが届いてから3~4日以内に電話やお手紙でお礼を伝えられると、よりお相手に感謝の気持ちが伝わります。

しかし、産後すぐは体が回復していない時期のため、無理は禁物です。旦那さまやご親族、周りの方にフォローしてもらいつつ、無理のないようにお礼が伝えられれば問題ありません。

出産祝いへのお礼はどう伝える?

出産祝いをいただいた際、お礼をメールやLINEでしてもよいのか気になる方も多いのではないでしょうか。近頃はコミュニケーションの多様化により、親族やごく親しい友人にはメールやLINEなどカジュアルに出産祝いへのお礼を伝える方もいるようです。

しかし、目上の方や会社の上司など、より丁寧に感謝の気持ちを伝えたい場合は、電話で直接お礼を伝えるとよいでしょう。普段からメールでのやり取りがメインという方には、文面やマナーに注意すればメールなどでお礼しても問題ありません。メールでお礼を伝えた場合は、出産内祝いを贈る際にあらためてお礼状を添えるとより丁寧に感謝を伝えられます。

どのような手段でお礼を伝えるときも「改めてご挨拶のお品物をお贈りさせていただきます」と一言添えるのがおすすめです。

出産祝いのお礼メッセージのマナー

出産祝いへのお礼を伝える際は、下記のような内容を伝えられるとよいでしょう。

・出産祝いへの感謝の気持ち
・赤ちゃんの名前
・お母さんの近況
・お相手を労う気遣いの言葉
・今後もよいお付き合いをお願いする言葉

メールで出産祝いのお礼を伝える場合は、お礼のメールだとわかるようにわかりやすい件名にしておきましょう。出産祝いにおすすめの例文や詳しいマナーについては、下記の記事もご覧ください。

出産内祝いは出産前から品物をチェックしておくと安心

出産内祝いの品物は出産前のチェックが安心

出産内祝いを手配するなら、比較的余裕のある出産前に贈る品物をチェックしておくと安心です。

産後100日頃までは、お七夜(生後7日目)(※2)やお宮参り(生後30日前後)、お食い初め(生後100日)(※3)など、産後は赤ちゃんのお祝いをする行事が目白押しです。慣れない赤ちゃんのお世話もあるため、あらかじめ出産内祝いで贈る品物や送り先を整理しておきましょう。

ここで、出産前に出産内祝いを準備するポイントを2つ紹介します。

※2 お七夜(しちや)…誕生から7日目の夜に、赤ちゃんの健康を願って行うお祝い。親戚などを招いて、生まれた子の名前を筆で書く「命名式」を同時に行うのが一般的です。 ※3 お食い初め…新生児の生後100日目に、赤ちゃんの健康や「子どもが一生食べ物に困らないように」という願いをこめて、お祝いの料理を与える伝統行事です。

出産内祝いの送り先を整理しておく

両親や親戚、出産のお祝いをしたいと言ってくれた友人、結婚祝いをくれた方など、出産内祝いを贈る可能性がある方をピックアップしておくのがおすすめです。事前にお相手の住所や電話番号など連絡先をまとめておくと、出産内祝いを贈る際にスムーズに手配できます。

会社の方へ贈る場合は、職場の住所や電話番号のほかに部署の人数もメモしておくのがおすすめです。個人的に同僚や上司へ贈る場合は、産休に入る前に連絡先を交換しておくとよいでしょう。

出産内祝いに適した品物は?

出産内祝いの品物は、お相手の好みや家族構成を参考に考えるのがおすすめです。たとえば、お子さんのいるご家庭に出産内祝いを贈るなら、ご家族全員で楽しめる洋菓子やジュースがよいでしょう。お相手の好みがわからない場合は、定番の名入れお菓子やコーヒー、カタログギフトなど、どなたでも喜んでもらえる品物を選ぶのがおすすめ。

また、出産内祝いの相場は、いただいたお祝いの半額である「半返し」が一般的です。高額のお祝いや目上の方から出産祝いをいただいた場合は、3分の1程度でも問題ないとされているので無理のない範囲で感謝の気持ちを贈りましょう。

出産内祝いを贈る際のマナーや注意点

出産内祝いを贈る際は、喜んでもらうために押さえておきたいマナーや注意点があります。

ここでお相手に気持ちよく出産内祝いをお届けするために気をつけたいポイントを3つ紹介します。

タブーの品物を贈らない

出産内祝いで贈る品物は、お相手の好みに合わせるのが一般的です。しかし、弔事で用いられるものやタブーとされているものは、避けたほうがよいでしょう。

・緑茶
・刃物類
・靴下や肌着
・出産祝いより高額・安価すぎるもの

ほかにも、忌み言葉の「苦しい」「死」をイメージしてしまう「櫛(くし)」や手切れを意味する「ハンカチ」なども避けたほうが無難です。

また、お菓子などの飲食物を贈る場合は、賞味期限にも注意しましょう。生菓子やお肉・お魚のような生鮮食品など、賞味期限が短いものはお相手の負担になる可能性もあります。

のしや挨拶状を添える

出産内祝いを贈る際は、品物にのし紙をかけ、感謝の気持ちを伝える挨拶状を添えるのがマナーです。出産内祝いにかけるのし紙の表書きは「出産内祝」や「内祝」とし、水引は「紅白5本の蝶結び」を選びます。

また、出産内祝いに挨拶状を添えるのが一般的ですが、最近は赤ちゃんの写真を載せた可愛いデザインのメッセージカードが人気です。出産内祝いは赤ちゃんをお披露目する機会でもあるので、写真と共に赤ちゃんの名前の由来などを紹介してもよいでしょう。

シャディギフトモールでは、赤ちゃんの写真や動画を一緒に贈れるオリジナルメッセージカードがご利用いただけます。デザインテンプレートも豊富で、メッセージの例文を選んで編集するだけで簡単に可愛いメッセージカードが完成します。

ぜひお気に入りの赤ちゃんの写真、動画を添えて、出産内祝いを贈ってみてください。

お相手が喪中の場合はのしや贈る時期に配慮する

出産内祝いを贈るお相手が喪中の場合は、贈る時期をずらしたり、のしの文言を変えたり、配慮が必要です。特に故人が亡くなってすぐはお相手の気持ちも落ち着いていないため、四十九日の法要を終えた頃(忌明け)に出産内祝いを贈るとよいでしょう。時期をずらして出産内祝いを贈る場合は、事前に「御礼の品は、四十九日を過ぎた頃にお贈りいたします」とお伝えしておくとお相手に感謝の気持ちが伝わります。

また、喪中の間は、祝い事がタブーとされているため、出産内祝いにかけるのし紙の表書きは「祝」の言葉を含む「出産内祝」や「内祝」は避け「御礼」とするのが一般的です。いただいた出産祝いへのお礼であれば、喪中の方にも快く受け取ってもらえるでしょう。

さらに、喪中の方へ出産内祝いを贈るなら、落ち着いたデザインの品物を選ぶのが無難です。派手なデザインのパッケージやキャラクターグッズは、まだ故人を亡くして悲しみの中にいる方への配慮が足りないと受け取られてしまうかもしれません。

出産内祝いを贈るなら品揃えが豊富なシャディギフトモール

出産内祝いは、産前から準備をし、母子の体調に合わせて産後1ヶ月を目安に贈るのがおすすめです。いただいたお祝いにふさわしい感謝の気持ちを伝えるなら、お相手の好みに合う品物を贈りましょう。

シャディギフトモールは、出産内祝いにぴったりな商品を豊富に取り扱っているため、幅広い年代の方に喜んでいただける一品を見つけられます。また、出産内祝いの購入金額に応じて便利な育児グッズがもらえたり、すぐに使えるクーポンが利用できたりと、お得なキャンペーンも利用できます。

のし・包装対応やオリジナル写真入りメッセージカードの作成など、各種ギフトサービスも無料でご利用いただけますので、出産内祝いを贈る際はぜひシャディギフトモールをご利用ください。

  • twitter
  • facebook
  • LINE

その他の出産内祝いのマナー・豆知識

PAGE TOP