出産内祝いの定番として人気のお菓子・スイーツギフト。しかし、種類が多く「どれを贈ればいいのか迷っている」と悩んでいる人はいませんか。また出産内祝いの金額や贈る相手との関係性によって、「どの程度の金額のお菓子を選べばいいのかわからない」という人もいるでしょう。
この記事では「出産内祝いで贈るお菓子の選び方」や「出産内祝いでおすすめのおしゃれなお菓子の種類」などを紹介します。また、お菓子やスイーツを贈る際のマナーや注意点も解説します。ぜひ最後までお読みいただいて、おしゃれな出産内祝い選びの参考にしてください。
出産内祝いでお菓子が人気な理由
出産内祝いで定番として選ばれるお菓子ですが、なぜ人気が高いのでしょうか。お菓子の人気が高いのは、以下の理由があります。
- ・年代や性別を問わず喜ばれる
- ・出産だけでなくさまざまな内祝いで贈れる万能ギフト
- ・「消え物」なので相手に気を遣わせない
お菓子は幅広い層の人に喜ばれるギフトです。種類も豊富なので、贈る相手に合わせて和菓子や洋菓子、スイーツなどを選ぶこともできます。
お祝いや内祝いなどのギフトでは、縁起が悪いなど贈るのがマナー違反とされる品物があります。お菓子は、お祝いとしても内祝いとしてもマナー違反にならない品なので、万能なギフトとして高い人気があるのです。
また、お菓子は食べることで消費できる消え物なので、受け取る側に気を遣わせることがありません。関係性によっては、残るものを贈ると処分に困り気を遣わせてしまうケースもあります。お菓子は、関係性を選ばずに贈れることも人気の理由です。
出産内祝いの金額相場 | 1,000円~1万円のお菓子
出産祝いへのお返しは、どの程度の金額が妥当なのでしょうか。出産内祝いの金額は贈る相手との関係性により、お祝い金額の半額から3分の1くらいが相場です。以下で表にまとめたので、参考にしてください。
お祝い金額 | 内祝いの目安金額 |
---|---|
3,000円 | 1,000〜1,500円 |
5,000円 | 1,700〜2,500円 |
10,000円 | 3,500〜5,000円 |
20,000円 | 7,000〜10,000円 |
贈る相手との関係性による目安は、以下のとおりです。
- ・年下の人や友人にはお祝いの半額程度のお菓子を選ぶ
- ・目上の相手へはお祝いの3分の1程度のお菓子を選ぶ
- ・家族や親しい間柄の人には相場は意識せずに選ぶ
近い関係にある相手からのお祝いには、子育てをサポートする気持ちが込められています。相場は意識せず感謝の品を贈りましょう。
「シャディ ギフトモール」では、出産内祝いにおすすめのお菓子やスイーツを豊富に取り揃えています。贈る相手に喜ばれるギフトが見つかるので、ぜひチェックしてみてください。
出産内祝いで贈るお菓子の選び方
出産内祝いで贈るお菓子を選ぶときはお返しの相場金額だけでなく、相手との関係性も考慮すると良いでしょう。
贈る相手との関係性に合わせたお菓子選びのポイントは以下のとおりです。ここでは、それぞれについて解説します。
- ・親戚・上司など目上の方には落ち着きのある高級なお菓子を選ぶ
- ・両親や親しい親戚などには名入れの商品を贈る
- ・友人にはおしゃれなパッケージのお菓子を選ぶ
- ・連名でお祝いをもらった場合の出産内祝いは個包装のお菓子を選ぶ
親戚・上司など目上の方には落ち着きのある高級なお菓子を選ぶ
親戚や上司へは、自分ではあまり選ばないような高級なお菓子を選ぶと良いでしょう。例えば、落ち着いた上品な印象がある和菓子や、木箱に入った高級感のあるギフトなどがおすすめです。家族がいる人へは、老舗ブランドのお菓子や有名ホテルのスイーツなどが喜ばれます。ギフトを選ぶ際は、贈る相手の家族構成や年齢への配慮も忘れてはいけません。年配者やひとり暮らしの人には、食べきれる量のギフトを選びましょう。
また、親戚などからは、数万円の高額なお祝いをいただけるケースも少なくありません。少し高額な出産内祝いには、お菓子とカタログギフトやタオルがセットになった豪華なセットギフトを贈るのも良いでしょう。
両親や親しい親戚などには名入れの商品を贈る
両親や祖父母、親しい親戚などへのお返しは、名入れでお菓子を贈るのがおすすめです。近い間柄の人への出産内祝いは、赤ちゃんのお披露目という意味合いもあります。名前や生年月日を入れたお菓子を贈って、挨拶と感謝の気持ちを伝えましょう。
例えば、バウムクーヘンやカステラなどお菓子に名前を入れられる商品も人気です。祖父母なら、和菓子を贈っても喜ばれます。家族が多い親戚には、いろいろな種類が入って飽きずに楽しめる、アソートセットもおすすめです。
友人にはおしゃれなパッケージのお菓子を選ぶ
友人にはおしゃれなパッケージのお菓子や、人気のスイーツなどがおすすめです。友人の好みを把握しているなら、好きな種類のお菓子やお気に入りのブランドのものを選べば喜んでもらえます。
友人の家族構成を考慮して選ぶのもポイントです。独身でひとり暮らしの友人なら、量が多すぎても食べきれないのでタオルなどとセットになっているギフトも良いでしょう。子どもがいる友人なら、かわいいパッケージでジュースとセットになっているギフトなども喜ばれます。
連名でお祝いをもらった場合の出産内祝いは個包装の菓子を選ぶ
出産祝いは会社の同僚などから連名でもらうケースも少なくありません。連名で出産祝いを頂いた場合にも、全員に対して内祝いを贈るのがマナーです。ただし、人数が多い場合には、全員にまとめて内祝いを贈る形でも大丈夫です。
会社の同僚などにまとめて出産内祝いを贈る場合には、みんなで分けやすい個包装ができるお菓子を選びましょう。クッキーやフィナンシェ、マドレーヌなどの焼き菓子は、個包装されているものも多く、日持ちするため、まとめて贈る際のお菓子としてよく選ばれます。品物は誰にでも喜んでもらえる人気の有名ブランドのお菓子などがおすすめです。
出産内祝いでおすすめのおしゃれなお菓子
お菓子やスイーツにはさまざまな種類がありますが、出産内祝いでよく選ばれているおしゃれなお菓子とおすすめポイントは以下のとおりです。
お菓子の種類 | おすすめポイント |
---|---|
クッキー | 個包装されていて分けやすい |
チョコレート | 高級感のあるおしゃれさ |
焼き菓子 | 幅広い世代から愛されるスイーツ |
カステラ | お名入れギフトの定番 |
ここでは、それぞれの選び方のポイントやどのようなシーンで選ばれているのかなどを紹介します。
クッキー | 個包装されていて分けやすい
クッキーは、幅広い価格帯の商品が揃っており、ご予算に合わせて選びやすいギフトです。おしゃれでかわいいパッケージのものや高級感があるものなど、贈る人に合わせられる選びやすさもあります。個包装されている商品も多いので、さまざまなシーンに対応できるでしょう。
また、クッキーなどの焼き菓子は常温で日持ちするので、ギフトにぴったりのお菓子です。
チョコレート | 高級感のあるおしゃれさ
チョコレートも、出産内祝いにおすすめのお菓子です。チョコレートはおしゃれで高級感のあるギフトが多くあります。自分では買わないような特別感のある商品を贈ることで、センスの良い出産内祝いになるでしょう。
例えば、独身の人へは有名ブランドの商品や話題の高級チョコレートなどが喜ばれます。子どもがいる家庭には、チョコレートの種類が豊富なギフトセットを、親しい友人なら好みの種類やブランドのものを贈るのが良いでしょう。
焼き菓子 | 幅広い世代から愛されるスイーツ
焼き菓子もおしゃれで定番のお菓子です。タルトやマドレーヌ、フィナンシェなど色々な種類の焼き菓子が入ったアソートギフトも出産内祝いで人気のギフトとなっています。幅広い世代から愛されているスイーツなので、子どもから年配者まで多くの人に喜ばれる万能なギフトといえるでしょう。
例えば、ドライフルーツの入った華やかなタルトなど、見ているだけで嬉しくなるような商品が多くあります。高級感のあるものから個梱包されたものなどさまざまな商品があるので、シーンによって選びやすいのも特徴です。
職場にもっていくなら、個梱包された焼き菓子が配りやすく皆に食べてもらえます。子どもがいる家庭には、かわいくラッピングされた商品が良いでしょう。
年配者へは、高級感のあるものが喜ばれます。例えば、バウムクーヘンは、長寿や繁栄がイメージされ縁起が良いお菓子として出産内祝いでも人気の高いギフトです。
カステラ | お名入れギフトの定番
カステラは、出産内祝いの定番お菓子として選ばれている商品です。カステラは名入れして贈れるので、赤ちゃんを紹介するのにぴったりのギフトといえるでしょう。名入れギフトは、親戚や祖父母など、近い関係の人たちに贈ると喜ばれます。
名前や写真が入った内祝いは、贈る人が限定されると考えられがちです。ただ、カステラなどのお菓子は食べることで消費できる「消え物」なので、受け取る側を限定しません。名入れであっても、人を選ばずに贈ることができます。
贈る際のマナー・注意点
出産内祝いにお菓子などの食べ物を贈るときは、相手への配慮も必要です。受け取った側に気を遣わせてしまうケースもあるため、マナーや注意点をしっかりと把握しておきましょう。
出産内祝いにお菓子を贈る際のマナーや注意点は以下のとおりです。
- ・賞味期限が近いものは避ける
- ・量にも配慮する
- ・相手の好みや健康状態を考える
- ・贈るタイミング
ここでは、それぞれのマナーや注意点について簡単に解説します。
賞味期限が近いものは避ける
お菓子などの食べ物を贈るときは、賞味期限が近いものは避けましょう。賞味期限が近いものを贈ると、食べるのを急かしてしまうことになります。また食べきれず処分させてしまうことにもなるので、相手の負担につながる可能性があるのです。
すぐに消費できないことも想定し、お菓子などの食べ物を贈るときは賞味期限が長いものを選びましょう。例えばアイスクリームなどは賞味期限がないので長持ちします。焼き菓子やチョコレートなどの賞味期限は、比較的長めに設定されているのでおすすめです。
量にも配慮する
量にも配慮するようにしましょう。一度に食べきらなければならないお菓子なのに、食べきれない量のものを贈るのは避けるべきです。受け取る人の家族構成や年齢なども考慮し、食べきれる量のお菓子を贈るよう配慮しましょう。
ひとり暮らしの人や年配者の場合、量が多すぎては食べきれません。個梱包で何度かに分けて食べられるものや、量が少ないお菓子を選びましょう。家族が多い人へ贈るときは、それなりに量が入っているギフトでも喜んでもらえるでしょう。
相手の好みや健康状態を考える
相手の好みでないものは、避けるようにしましょう。感謝の気持ちを伝える機会なので、できれば相手が喜んでくれるギフトを贈りたいものです。贈る相手との関係性によりますが、本人や知人に聞いたり、両親に聞いたりして事前に好みでないものを確認するのも良いでしょう。
また、健康状態を考えてギフトを選ぶのもポイントです。例えば糖尿病の人には甘さを控えたものを選んだり、年配者にはやわらかいお菓子を贈るなど配慮しましょう。
贈るタイミング
出産内祝いを贈るタイミングにもマナーがあります。出産内祝いを贈るタイミングは、生後1か月のお宮参りのころが目安です。遅くなった場合でも、生後2か月ごろまでには届けられるように準備・手配をしましょう。
産後は何かと忙しいので、準備は赤ちゃんが産まれる前から始めるのがポイントです。品物の選定や送り先など、あらかじめ調べておくと安心できます。
ただ、内祝いを贈るタイミングが早すぎるのもマナー違反です。お祝いを期待していたと捉えられるケースもあるので、内祝いは生後1か月ごろを目安にしましょう。
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