「出産内祝いはいつまでに贈ればいいの?」「出産内祝いを贈る適切なタイミングが分からない」
出産内祝いを贈る際に気になるマナーのひとつが、贈る時期やタイミングかもしれません。ここでは、出産内祝いの贈る時期などのマナーについてご紹介いたします。
出産内祝いはいつまでに贈ればいい?
出産祝いをいただいた場合、地方によっても異なりますが、産後1か月後くらいを目安に内祝いをお贈りし、お祝いに対しての感謝をお伝えするのが一般的とされています。
出産後1か月後というと、ちょうどお宮参り(※1)をする時期です。ですのでタイミングとしては、お宮参りを終えてからを目安に、内祝いの品物をお贈りすると良いでしょう。地域や親族の間での風習がある場合は、その時期に合わせてお贈りするようにしましょう。
※1赤ちゃんが生まれてから、初めて近くの神社に参拝する行事です。
出産内祝いの品物は出産前のチェックが安心
出産から産後100日頃までは、お七夜(生後7日目)(※2)やお宮参り(生後30日前後)、お食い初め(生後100日)(※3)など、産後は赤ちゃんのお祝いをする行事が目白押しですので、内祝いの品物は比較的余裕のある産前に贈り先の目星をつけたり、贈りものの準備をしておくと安心です。
※2 お七夜(しちや)…誕生から7日目の夜に、赤ちゃんの健康を願って行うお祝い。親戚などを招いて、生まれた子の名前を筆で書く「命名式」を同時に行うのが一般的です。※3 お食い初め…新生児の生後100日目に、赤ちゃんの健康や「子どもが一生食べ物に困らないように」という願いをこめて、お祝いの料理を与える伝統行事です。
出産前に準備しておきたいこと
・内祝いの送り先と整理
贈り先の目星をつけておきましょう。事前に住所の確認をし、連絡先をまとめておくとスムーズです。
・品物選び
ネットで調べてみたり、カタログなどを取り寄せて、何を贈ろうかおおまかに考えておくと良いでしょう。
お祝いをいただいた直後のお礼の連絡は?
出産内祝いを贈る時期は分かったけれど、お祝いをもらった直後にもお礼を伝える必要があるのではないか?と心配になる方もいらっしゃるかと思います。
出産祝いは、出産してから1週間から1ヵ月間の間にいただくことが多いです。出産祝いをいただいた際は、まずは3日~4日以内に電話や手紙でお礼を伝えると丁寧で、相手により気持ちが伝わります。産後すぐですと体も回復していない時期ですので旦那様や親族、周りの方の助けを借りながら、あくまでも無理のないように行動しましょう。
最近ではメールでのやり取りが多いですが、会社の上司や目上の方にメールでお礼を伝えても良いものか、悩む方も多いのではないでしょうか。 普段からメールでのやり取りがメインという方には、お祝いのお礼をメールで送っても問題はないかもしれません。その際には、文面やマナーに注意して送ることが大切です。 お祝いをもらったときに簡単にお礼のメッセージを送り、内祝いをお贈りするときに、お礼状を添えるのも良いでしょう。
どのような手段で伝える際にも、「改めてご挨拶のお品物をお贈りさせていただきます」と一言添えると、先方にも「そのうち内祝いが届く」と分かっていただけるので、丁寧です。
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