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内祝いのマナー・豆知識

内祝いに添えるメッセージの書き方と文例集は?

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最終更新日:2025.7.7
内祝いに添えるメッセージの書き方と文例集は?

結婚、出産、新築など、お祝いをいただいたときに感謝の気持ちを込めて贈る「内祝い」。
お祝いしていただいたことへのお礼として贈る意味合いの強い内祝いですが、品物にメッセージカードやお礼状を添えるだけでより丁寧で印象深い贈り物になります。
しかし「どんなメッセージを書けばいい?」「目上の人に失礼にならない文章は?」など、お悩みの方も多いはずです。

そこで本記事では、内祝いに添えるメッセージの例文と共に、用途・お相手別にお礼状を書くコツを詳しく解説します。
メッセージを考えるときに注意したいポイントも合わせてご紹介しますので、内祝いを贈る際はぜひご参考になさってください。

目次

内祝いメッセージを書く前に知っておきたい「内祝い」の意味とタイミング

内祝いとは、元々「身内の喜びごとを分かち合う」ために、お祝い事があった家庭から親族やご近所へ報告を兼ねて贈り物をする行事でした。
本来お祝いへのお礼とは異なる意味の内祝いでしたが、現代では、お祝いをいただいた際のお返しとして贈ることが一般的となっています。

内祝いを贈るタイミングは、お祝いをいただいてから1ヶ月前後が目安とされていますが、出産内祝いなどは体調を優先して贈れば問題ありません。 また、結婚祝いを結婚式よりも前にいただいた場合は、挙式後1ヶ月以内に贈るなど、内祝いごとに多少贈るタイミングが異なります。

とはいえ、お祝いの品が届いたらすぐに感謝の言葉を伝えることは大切です。 お祝いが届いたら、電話や手紙等で感謝を伝え、内祝いを贈りたい旨お伝えしておくと、お相手も安心してもらえるでしょう。

内祝いギフトに添えるメッセージの基本マナー

内祝いを贈るときは、近況や今後の抱負を交えつつ、感謝の気持ちが伝わるようメッセージを考えてみるとよいでしょう。
ここからは、内祝いギフトに添えるメッセージの基本構成について、詳しく解説します。

内祝いに添えるメッセージの基本構成

内祝いに添えるメッセージの基本構成は、一般的なお手紙とあまり変わりません。
メッセージを考えるときに悩んだら、以下のような構成で書くとありがとうの気持ちを丁寧に伝えられます。

  • 時候の挨拶
  • 感謝の気持ち:お祝いをいただいたことへのお礼
  • 近況報告や今後の抱負:新生活の様子や今後の目標など
  • 今後のお付き合いをお願いする言葉:引き続きの関係を願う
  • 内祝いの品を贈る旨:ささやかなお礼の品を贈ることを伝える
  • 結びの挨拶
  • 贈り主の氏名・住所

メッセージカードでお礼を伝える場合は、上記の構成で文章を考えてみるとよいでしょう。
目上の方に贈る内祝いなど、正式なお礼状を添える場合は、上記に加えて「拝啓」などの頭語と「敬具」などの結語をつけます。

時候の挨拶

内祝いに添えるメッセージには、贈る時期に合わせて時候の挨拶を入れます。 時候の挨拶は、正式なお礼状として贈るときは漢語調、メッセージカードとして贈る場合は口語調と、贈り方や贈る相手に合わせて使い分けるのが一般的です。

漢語調の時候の挨拶 口語調の時候の挨拶
1月 厳寒の候、新春の候 いよいよ寒さも本番となりましたが、いかがお過ごしでしょうか
2月 向春の候、余寒の候 暦の上ではもう春ですが、変わらず厳しい寒さが続いております
3月 早春の候、若草萌ゆる候 桜の開花が待たれる頃となりました
4月 陽春の候、春風の候 春風が頬に心地よい季節となりました
5月 新緑の候、青葉の候 青葉が美しい季節となりました
6月 長雨の候、紫陽花の候 雨に濡れたあじさいの青がひときわ美しいこの頃です
7月 盛夏の候、猛暑の候 連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか
8月 晩夏の候、残暑厳しき折 立秋過ぎても暑さが続く折、いかがお過ごしでしょうか
9月 清秋の折、初秋の候 初秋の空は澄み渡り、心地よい季節になりました
10月 清涼のみぎり、錦秋の候 うららかな秋晴れに紅葉した落葉樹が映え、涼しさも増してまいりました
11月 晩秋の候、深秋の候 秋も一段と深まり、いかがお過ごしでしょうか
12月 師走の候、寒冷の候 年内余日少なき折り、お変わりありませんでしょうか

上記以外にもさまざまな時候の挨拶があります。
同じ月でも、上旬と下旬で適した挨拶が異なるケースもあるため、内祝いを贈るタイミングに合わせて使い分けてみてください。

【用途別】内祝いに添えるメッセージ例文集

内祝いに添えるメッセージは、贈るシーンに応じて内容を工夫することで、より心のこもったものになります。
以下に、各用途別のメッセージ例文と書き方のコツをご紹介します。

ここでは基本的な内祝いに添えるメッセージのマナーに合わせた例文をご紹介しますので、ぜひ自分らしい文章へアレンジしてみてください。

結婚内祝いに添えるメッセージ例文と書き方のコツ

結婚内祝いでは、結婚式に参列してくださった方やお祝いをいただいた方への感謝の気持ちを伝えることが大切です。メッセージには、結婚の報告や新生活への意気込みを含めると良いでしょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは私たちの結婚に際し 温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
〇月〇日に無事挙式を終え 新たな生活をスタートいたしました
これからも二人で力を合わせて歩んでまいります
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りいたします
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

敬具

書き方のコツとして、句読点を避け、忌み言葉や重ね言葉を使わないよう注意しましょう。
また、手書きで丁寧に書くことで、より感謝の気持ちが伝わります。

オリジナルメッセージカード

出産内祝いに添えるメッセージ例文と書き方のコツ

出産内祝いでは、新しい家族が増えた喜びと、お祝いをいただいたことへの感謝を伝えることがポイントです。赤ちゃんの名前や性別、誕生日などを簡単に紹介すると、より親しみが感じられます。

拝啓 〇〇の候
このたびは 私たちの子供の誕生に際し 温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
〇月〇日に元気な男の子(女の子)を出産し 名前を〇〇と名付けました
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りいたします
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

敬具

書き方のコツとして、赤ちゃんの情報を簡潔に伝え、感謝の気持ちを丁寧に表現しましょう。また、相手との関係性に応じて、カジュアルな表現や丁寧な言葉遣いを使い分けることが大切です。

オリジナルメッセージカード

入学・入園内祝いに添えるメッセージ例文と書き方のコツ

入学・入園内祝いでは、お祝いをいただいたことへの感謝と、子供の新たな門出を報告することが重要です。
子供の成長を喜ぶ気持ちを込めて、明るいメッセージを心がけましょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは 子供の入学(入園)に際し、温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
おかげさまで 〇〇は元気に新しい環境での生活をスタートしております
ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りいたします
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

敬具

書き方のコツとして、子供の様子や意気込みを簡単に伝え、感謝の気持ちを丁寧に表現しましょう。
また、相手との関係性に応じて、カジュアルな表現や丁寧な言葉遣いを使い分けることが大切です。

入進学内祝い

新築内祝いに添えるメッセージ例文と書き方のコツ

新築内祝いでは、新居のお祝いをいただいた方への感謝の気持ちを伝えることが大切です。
メッセージには、新生活の様子や今後のお付き合いをお願いする言葉を含めると良いでしょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは 私たちの新居に際し 温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
おかげさまで新生活も落ち着き 快適に過ごしております
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りいたします
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

敬具

書き方のコツとして、句読点を避け、忌み言葉や重ね言葉を使わないよう注意しましょう。また、手書きで丁寧に書くことで、より感謝の気持ちが伝わります。
新築祝いに関する基本的なマナーはこちらでご確認ください。

快気祝い(快気内祝い)に添えるメッセージ例文と書き方のコツ

快気祝い(快気内祝い)は、入院や治療中にお世話になった方やお見舞いをいただいた方へ元気になりましたと報告する贈り物です。
ほかの内祝いとは異なり、お祝いではなく、お見舞いをいただいた方への感謝と共に回復の報告を伝えるのが快気祝いのポイントです。
メッセージには、今後の健康への配慮やお付き合いをお願いする言葉を含めると良いでしょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは 入院中に温かいお見舞いをいただき誠にありがとうございました
おかげさまで無事に退院し 日常生活に戻ることができました
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めて心ばかりの品をお贈りいたします
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

敬具

快気祝いのメッセージの書き方は、ほかの内祝いメッセージと同様に、重ね言葉や忌み言葉を避け、簡潔に感謝の気持ちを伝えるよう心がけましょう。
また、相手との関係性に応じて、カジュアルな表現や丁寧な言葉遣いを使い分けるのも大切です。

その他、快気祝いに関する基本的なマナーはこちらでご確認ください。

成人内祝いに添えるメッセージ例文と書き方のコツ

成人内祝いでは、成人のお祝いをいただいた方への感謝の気持ちと、今後の抱負を伝えることが重要です。

メッセージには、成人を迎えた喜びや、これからの目標などを含めると良いでしょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは 私の成人に際し 温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
おかげさまで 無事に成人の日を迎えることができました
これからは一人の大人として 責任ある行動を心がけてまいります
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りいたします
今後ともご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます

敬具

書き方のコツとして、お礼の気持ちを丁寧に伝え、今後の抱負や目標を簡潔に述べるようにしましょう。
また、大人の仲間入りした報告でもあるので、相手との関係性に応じて、適切な言葉遣いや表現を選ぶことが大切です。

初節句内祝い(初節句のお返し)に添えるメッセージ例文と書き方のコツ

節句内祝い(初節句のお返し)では、子供の健やかな成長を願っていただいたお祝いへの感謝の気持ちを伝えることがポイントです。
メッセージには、子供の成長の様子や、今後の成長を見守っていただきたい旨を含めると良いでしょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは 〇〇の初節句に際し 温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
おかげさまで 〇〇も元気に成長しております
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めて内祝いの品をお贈りいたします
今後とも〇〇の成長を見守っていただければ幸いです

敬具

書き方のコツとして、子供の成長の様子を簡潔に伝え、感謝の気持ちを丁寧に表現します。
また、初節句のお祝いで撮影した写真や動画があればメッセージと合わせて贈ると、喜ばれます。

開店・開業内祝いに添えるメッセージ例文と書き方のコツ

開店・開業内祝いでは、開業のお祝いをいただいた方への感謝の気持ちと、今後の抱負を伝えることが重要です。
メッセージには、開業の報告や、今後の発展への意気込みなどを含めると良いでしょう。

拝啓 〇〇の候
このたびは 私の開業に際し 温かいお祝いをいただき誠にありがとうございました
おかげさまで 無事に開業の日を迎えることができました
これからは 皆様のご期待に応えられるよう 精一杯努力してまいります
ささやかではございますが 感謝の気持ちを込めてお礼の品をお贈りいたします
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

敬具

書き方のコツとして、開業の報告を簡潔に伝え、感謝の気持ちと今後の抱負を丁寧に表現するようにしましょう。

【贈る相手別】感謝が伝わる内祝いメッセージの書き方

内祝いのメッセージは、贈る相手との関係性に応じて内容や言葉遣いを工夫することで、より感謝の気持ちが伝わります。
以下に、親族、友人・知人、会社関係者・目上の方へのメッセージのポイントと例文をご紹介します。

親族・親戚への内祝いメッセージは「親しみある内容」がポイント

親族・親戚への内祝いメッセージでは、距離感の近さを活かして温かみのある文章にするのが効果的です。
形式ばった表現よりも、自分たちの気持ちが伝わるように工夫すると喜ばれます。
特に高齢の親族には日常的な報告を加えることで、元気に過ごしていることがわかり、より親近感が伝わります。

たとえば出産内祝いの場合は「無事に元気な赤ちゃんが産まれました。夜泣きもすごいですが、家族で協力して頑張っています!」といった一文を入れると、微笑ましく感じてもらえるでしょう。

  • 日頃の感謝や家族への思いを、素直な言葉で伝える
  • 近況報告(例:子どもの成長や新居の様子)を軽く添えると温かみが増す
  • 少し砕けた言い回しでもOK(例:「本当にうれしかったよ」「また会えるのを楽しみにしています」など)
  • 「いただいたお祝い、大切に使っています」など、相手の贈り物への感謝を明示する
  • あまり格式ばらず、やさしいトーンでまとめる

親族への内祝いでは、感謝の気持ちとともに近況報告を織り交ぜることで、心温まるメッセージになります。
形式にとらわれすぎず、自然体の言葉でつづるとよいでしょう。

友人・知人への内祝いメッセージは「カジュアルさ」がポイント

友人や知人への内祝いには、あまり堅苦しくなりすぎない、フランクでカジュアルな文面が適しています。
ただし、くだけすぎないように注意しながら、自然な感謝の気持ちが伝わる文章を心がけましょう。
たとえば、出産内祝いに添えるメッセージなら「かわいいスタイをありがとう!さっそく使わせてもらってます♪また会えたときにたくさん話そうね」といったメッセージがちょうど良いトーンになります。

  • あいさつは堅すぎず、「ありがとう!」の気持ちをそのまま伝える
  • 長文よりも、短くても気持ちがこもっていることが大事
  • 会話調でもOK(例:「びっくりしたよ〜!ありがとう!」など)
  • 贈り物のセレクト理由や自分の気持ちをちょっと添えると好印象
  • 句読点は気にせず、普段通りの自然な文体でまとめる
  • 冒頭に時候の挨拶を入れ、礼儀正しく始める

友人・知人には、日頃のやりとりに近い表現で感謝を伝えると、堅苦しくなく読みやすいメッセージになります。
絵文字を使いたい場合は、送り先の関係性や年齢に配慮しましょう。

会社関係者・目上の方への内祝いメッセージは「丁寧さ」がポイント

職場の上司や取引先など、目上の方へ贈る内祝いメッセージでは、特に言葉遣いとマナーに気をつけることが大切です。
ビジネスシーンにふさわしい丁寧な敬語を使い、失礼のない文章を意識することが大切です。
たとえば結婚内祝いであれば「このたびはご丁寧なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。未熟な二人ではございますが、力を合わせて歩んでまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」といった格式ある文面が適しています。

  • フォーマルな表現を心がける
  • 自分の状況報告(例:「無事に出産を終え〜」「新生活が始まり〜」)は簡潔に述べる
  • 「心ばかりの品ではございますが、お納めいただけますと幸いです。」など控えめで丁寧な表現を心がける
  • 結びには「今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。」などの定型文を使うと安心

会社関係者や目上の方へのメッセージでは、丁寧で簡潔な表現にすることで、相手に対する敬意がしっかりと伝わります。
句読点を省いたり、忌み言葉を避けたりなど、細かなマナーも忘れずに意識しましょう。

内祝いに添えるメッセージを書く際に注意したいポイント

内祝いに添えるメッセージを書く際に注意したいポイント

内祝いに添えるメッセージを書く際には、いくつかの注意点があります。
相手に失礼のない、心のこもったメッセージを届けるためにも、特に注意したい4つのポイントを確認してみましょう。

「お返し」とは書かない

内祝いのメッセージは「お返し」という表現を避けることが大切です。
「お返し」という言葉は、相手の好意に対して義務的に返すというニュアンスを含んでおり、感謝の気持ちを伝える内祝いの趣旨とは異なります。
代わりに「感謝の気持ちを込めて」「ささやかではございますが」などの表現を用いることで、相手への感謝の気持ちを丁寧に伝えることができます。

忌み言葉や重ね言葉を避ける

内祝いのメッセージでは、忌み言葉や重ね言葉を避けることがマナーとされています。
忌み言葉とは、不幸や不吉なことを連想させる言葉であり、重ね言葉は「重ね重ね」「ますます」など、繰り返しを表す言葉です。
これらの言葉は、結婚や出産などの慶事においては縁起が悪いとされており、内祝いのメッセージでも避けるべきとされています。
たとえば、「切れる」「終わる」「繰り返す」などの表現は避け、代わりに「続く」「結ぶ」「幸せが続く」などの前向きな表現を用いるようにしましょう。

忌み言葉は下記のように言い換えできるので、ぜひ参考にしてみてください。

忌み言葉 言い換え例
スタートを切る 新たに出発する
月日が流れる 時が経過して
諦める 受け入れる
ほほが落ちる 格別のおいしさ
連絡を断つ 連絡がつかない
気に病む 気にする
四·九 (あてはまる数字を避ける)

フォーマルなメッセージには句読点を使わない

内祝いのメッセージでは、基本的には句読点を使わないのが一般的です。
句読点を使わない場合は文と文の区切りにスペースを、使う場合は、自然な文体になるように入れます。

句読点は「区切り」や「終わり」を意味するため、縁起が悪いとされていて、お祝いごとである内祝いにはふさわしくないと考えられています。
特に、結婚や出産などの慶事においては、物事が途切れずに続くことが良いとされており、句読点を使わないことで、その意味合いを込めることができます。

ただし、現代では手書きのカードやカジュアルなメッセージであれば、句読点を使う方も増えているようです。 とはいえ、目上の方やフォーマルなやりとりをするお相手に贈る内祝いには、句読点を避けてメッセージを考えるとよいでしょう。

落ち着いた文面を意識する

内祝いのメッセージでは、落ち着いた文面を意識することが重要です。
過度にカジュアルな表現や、砕けた言い回しは避け、丁寧で品のある言葉遣いを心がけましょう。
また、相手との関係性に応じて、適切な敬語や表現を選ぶことも大切です。
たとえば、目上の方や会社関係者には、より丁寧な言葉遣いを用いることで、礼儀正しさと謙虚さを伝えられます。

内祝いのメッセージは相手との関係性に応じて、感謝が伝わる言葉遣いを意識するようにしましょう。

内祝いギフトに添えるメッセージでよくある質問

最後に内祝いギフトに添えるメッセージについてよくある質問に3つお答えします。
「メッセージは手書きじゃないとだめ?」「お祝いのお返しはいらないと言われたときにメッセージカードは贈る?」など、気になる質問を集めました。

メールやLINEを贈ればメッセージカードはいらない?

メールやLINEで感謝の気持ちを伝えることもできますが、内祝いのギフトにメッセージカードを添えるとより丁寧な印象を与えます。
特に目上の方やビジネス関係の相手には、手書きのメッセージカードやお礼の手紙を添えることで、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。
また、メッセージカードは形として残るため、相手にとってもお祝いした記念になります。
普段のメールやLINEとは別に、丁寧な感謝の形としてメッセージカードを贈ってみてはいかがでしょうか?

メッセージは手書きじゃないとだめ?印刷でもいい?

手書きのメッセージは、温かみや心のこもった印象を与えるため、特に親しい方や目上の方には喜ばれます。
しかし、字に自信がない場合や多くの方に送る場合は、印刷でも問題ありません。
印刷の場合でも、丁寧な言葉遣いやレイアウトに気を配ることで、感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。
また、印刷されたメッセージカードでも手書きのコメントを追記したり、一言想い出深いエピソードを入れたりすると、大切な感謝の気持ちが伝わりやすくなるでしょう。

お返しはいらないと言われたときメッセージカードは贈っていい?

お返しはいらない」と言われた場合でも、メッセージカードは贈ってよいとされています。 お相手の気持ちや状況を尊重したうえで、感謝の気持ちと今後のお付き合いをお願いする言葉を添えるとよいでしょう。
ただし、お相手が喪中や体調を崩しているなどの場合は、贈る言葉にも注意が必要です。

また、特にお世話になった方へどうしても品物で感謝の気持ちを伝えたい場合は、お中元やお歳暮などご挨拶の品を少し豪華にして贈るなど、内祝いとは別の形で贈りましょう。

内祝いに添えるならシャディのオリジナルメッセージカードがおすすめ

この記事のまとめ

内祝いギフトには、感謝の気持ちを込めたメッセージを添えることで、お相手に丁寧に「ありがとう」の気持ちを伝えられます。
添えるメッセージは「誰に」「どんなシーンで」贈るかによって、書き方のポイントやマナーが異なります。 メッセージに長さは関係なく、重要なのは感謝の気持ちと今後のお付き合いをお願いする気持ちです。
これまでの思い出や、いただいたお祝いへの感謝を込めたメッセージを添えれば、オリジナルのメッセージカードが出来上がります。

自分で内祝いに添えるメッセージの文面を考えたり、手書きで書いたりするのが大変と感じる方には、シャディのオリジナルメッセージカード作成サービスのご利用がおすすめです。
シャディのオリジナルメッセージカードは、結婚内祝いや出産内祝いなど用途ごとに文例やデザインが豊富に用意されており、注文時に選ぶだけでそのまま無料でギフトに同封できます。

写真や動画も付けられるので、世界に一つだけの感謝の気持ちが伝わるメッセージカードをぜひ作ってみてください。

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