入学内祝い、入園内祝いのマナー・豆知識

祖父母への入学祝い・入園祝いのお返しは必要?それともいらない?

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最終更新日:2023.3.9
祖父母への入学祝い・入園祝いのお返しは必要?それともいらない?

祖父母や親戚から入学祝いや入園祝いをもらった際、お返しをどうすれば良いのか迷われる方も多いと思います。そもそもお返しが必要なのかも気になるところです。

ここでは入学祝いのお返しは必要なのか、贈るタイミングや断られたときの対応方法など、入学祝いのお返しに関する基本的な考えやマナーを解説していきます。参考にしてください。

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そもそも入学内祝いとは?

入学内祝いとは、幼稚園や保育園への入園、小学校や中学校、高校、大学などへ入学するお子さまにいただいた入学祝いに対して贈るお返しのことです。

元々「内祝い」とは、出産や結婚、入学など「我が家の喜ばしい祝いごと」への嬉しい気持ちをお福分けするために、お祝いをいただくいただかないに関わらず、宴席を設けたり贈り物をすることが一般的でこれが本来の「内祝い」のかたちでした。ですが、慣習や考え方の変化により、現在はいただいた「お祝いへのお返し」として贈ることが一般的となっています。

入学祝い・入園祝いのお返しは必要?

子どもの入学や入園に合わせて、祖父母やご親戚などから入学祝いや入園祝いをいただく方も多いですよね。

入学祝いは、お子さまへ贈られるお祝いですが、入学祝いをいただくお子さまは自分でお返しをする経済力がないため、入学祝いにはお返しはいらないという考えがあります。また、入学祝いは成長を祝う意味を込めてお子さまに向けて贈られるお祝いのため身内で贈り合うことがほとんどで、会社の上司や友人・知人から贈られることは基本的にあまりありません。このように祖父母や親戚など身内から子どもに向けてのお祝いのためお返しが前提ではないという考え方から、基本的にはお返しは不要と考えられています。

しかし、時代の流れとともに入園、入学祝いのお返しを贈る慣習が増えてきました。高額なお祝いをいただいた場合や普段からお世話になっている方にはお返しを贈るのが大人のマナーという考えから親としてお礼を贈りたいと考える方も多いようです。

入学内祝いは、子どもの成長を見守ってくれた方へ「無事に入学できました」という報告の意味も兼ねた贈り物にもなり、お返しをお贈りすることでお礼と共にお子さまの成長した姿をお伝えすることができます。

入学内祝いを贈る場合には、入学式の写真などを付けたメッセージカードやお礼状を添えて気を遣わせない範囲で贈るのが良いでしょう。

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入学祝いをもらったらまずは電話や手紙でお礼を

入学祝いをもらったら、お返しの品を贈る前にまずは電話や手紙・お礼状で感謝を伝えましょう。

電話の場合はお祝いをいただいたお子さま本人からも直接感謝を伝えると、お祝いを贈った祖父母や親戚も喜んでくれることでしょう。

後日手紙やお礼状も出すとさらに良いでしょう。
手紙やお礼状を送る場合は、写真やお子さまが書いたイラスト・お礼の言葉を添えて送るのがおすすめです。
孫の成長を楽しみにしている祖父母や普段会える機会の少ない親戚の方にもお子さまの成長も伝わり喜んでもらえます。

入学祝いのお返しを断られたらどうする?

基本的にお祝いをいただいたら何かしらのお返しをしたいですよね。

ですが、祖父母や親戚から入学祝いや入園祝いをいただいた時にお返しは不要と言われた場合は、お子さまからの手紙や電話などでお礼を伝えるだけでもいいかもしれません。

どうしてもお返しを贈りたいという場合は、お祝いをいただいた方と食事に行ったときに食事代をこちらが出したり、会った際にちょっとしたプチギフトを贈ったりするとよいでしょう。相手に気を遣わせず、さりげなくお返しすることがポイントです。

コロナ禍で入学祝い・入園祝いをもらったらどうする?

近年は、新型コロナウイルスの影響で祖父母や親戚など人と会う機会が減っています。そんなときに入学や入園祝いをいただいた場合に、お返しは必要なのか、どのように対応すればいいのか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。配送などで入学祝い・入園祝いをいただいたら、通常のマナーと同様にまずはお礼の電話をしましょう。直接頂いた場合にはそのときに伝えればよいので不要です。

最近ではメールやSNSでのやり取りが主流になっていますが、電話で伝えることで感謝の気持ちがより伝わるのでおすすめです。

入学内祝いを贈る時期は?

入学祝いは、入園・入学式の2~3週間前に届いていることが多いですが、入学内祝いを贈るのは入学式が終わってから贈るのが一般的です。入学内祝いは「無事に入学できました」という報告の意味を込めて、入学・入園後1ヶ月以内を目安に贈るのがよいでしょう。早く届いたからといって入学式を行っていないうちに贈らないように注意しましょう。

入学内祝いの金額・相場は?

入学祝い・入園祝いのお返しを贈る場合、いただいたお祝いの金額の3分の1から半分程度が相場です。いただいた品物の金額がわからない場合は、おおよそで構いませんので事前に調べてからお返しを贈るようにしましょう。

どうしても入学祝い・入園祝いでいただいた品物の金額がわからない場合は、祖父母や親戚からいただくケースが大半で相場が1万円前後とされていますので、3,000円~5,000円ほどのお返しを考えると良いでしょう。

祖父母や親戚から高額なお祝いをいただいた場合は、お祝いの金額の3分の1から半分を送る必要はありません。無理のない範囲でお返しを贈るとよいでしょう。

入学内祝い・入園内祝いの熨斗(のし)や表書きは?

入学・入園祝いのような何度でもおめでたいお祝い事には、一般的に結び直すことのできる「もろわな結び(花結び・蝶結び)」を選びます。

「紅白のもろわな結び(花結び・蝶結び)の熨斗紙」を使用し、表書きの上(のし上)は「内祝」または「入学内祝」「入園内祝」とします。のし下にはお子さまの名前を書きます。

贈答品に直接のしをかけてから包装紙で包むのが内のし、包装紙の上からのしをかけたものが外のしです。内のしと外のしの使い分けに正式な決まりがある訳ではありませんが、入学・入園内祝いの場合は、相手の慶事をお祝いするための贈り物ではないので控えめな感じを抱く内のしがおすすめです。

マナーを知って、喜ばれるお返しを

入学祝い・入園祝いのお返しは必要なのか、贈るタイミングや断られたときの対応方法などをご紹介しました。

形式上のマナーはありますが感謝の気持ちと、元気に成長したお子さまの姿を見てもらうだけでも十分なお返しかもしれませんね。贈る相手にあったぴったりの入学内祝いを贈りましょう!

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