お歳暮・冬ギフト特集 コラム・豆知識

お歳暮の由来・起源とは?そのルーツから現代までの歴史を解説

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お歳暮の由来・起源とは?そのルーツから現代までの歴史を解説

年末になると耳にする「お歳暮」という言葉。
毎年のようにやり取りされるものの、実際には「どうして贈るのか」「どんな由来があるのか」を知らない方も多いのではないでしょうか。
そのルーツは、日本に古くから伝わる年末年始の行事や贈答習慣にあるとされています。

本記事では、お歳暮の由来・起源をはじめ、室町時代から江戸・明治・昭和へとどのように形を変え、現在の習慣へとつながったのか、その歴史をわかりやすく解説します。

お歳暮の歴史はいつから始まった?

お歳暮の起源には諸説ありますが、現在のお歳暮につながる習慣は、室町時代頃に始まったとされています。
まずはお歳暮の歴史について詳しく確認していきましょう。

お歳暮の起源とされる御霊祭り

日本では古くから、年末から正月にかけてご先祖さまの霊を迎えて祀る「御霊祭り(みたままつり)」が行われ、その際にお供え物を用意する習慣がありました。
やがて、年末に本家や実家などへお供え物を持参したり、両親や親族などへ品物を贈ったりするようになります。
こうした年の暮れに品物を贈る習慣が、現在のお歳暮のルーツのひとつと考えられています。

中国の道教と日本の年末行事との関係

お歳暮の由来には、日本古来の年末年始の行事に加え、中国から伝わった道教の文化も関係していると考えられています。

中国の道教では、旧暦の1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」とする「三元」の行事があり、天の神様の誕生日とされるそれぞれの日に神様へお祝いとしてお供え物をする習慣がありました。

こうした中国の文化が日本にも伝わり、もともとあった行事や風習と結びついていきます。
特に「中元」は日本の盆礼などと融合し、現在のお中元のルーツになったといわれています。

一方、お歳暮のルーツのひとつとされるのが、新年に神様やご先祖さまへ捧げるお供え物を、年末に本家や実家などへ持参する日本古来の習慣です。

このように、お歳暮は中国の道教だけを起源とするものではなく、日本古来の年末行事や贈答習慣に、中国から伝わった文化などが影響しながら形づくられていったと考えられます。

江戸時代から明治時代に広がった贈答習慣

江戸時代になると、お歳暮につながる年末の贈答習慣は、武家や商家の間にも広がっていきます。
武家社会では、自分が所属する組の組頭などへ、准血縁の証として年末に贈り物をする習慣が根付いていきました。

また、商人の世界では掛け売りの商売が広く行われており、お盆や年末に半年分の精算をする習慣があったことから、精算の際に、得意先へ日頃のお礼として贈り物を贈ったとされています。
この頃から、お歳暮は利害を元にした取引の意味合いをもつようになっていきます。

この流れは、明治時代に入るとより一層強くなりました。
明治時代以降は、官吏が権力を持つ時代になり、官吏に高価な贈りものをすることによって自分の生活を安定させたいという考えからしだいに上司や日頃お世話になっている方などへも贈り物をするようになり、お歳暮の習慣はさらに広がっていきました。
こうしてお歳暮は、かつての年末のお供え物や儀礼的な贈答から、日頃お世話になっている方へ一年の感謝を伝える、現在のような年末の贈り物へと形を変えてきたのです。

昭和以降に広がった現代のお歳暮

昭和に入ると、お歳暮はさらに幅広い人へ贈られるようになり、一年間お世話になった方へ感謝を伝える年末の贈り物として定着していきました。
上司や仕事上の関係者だけでなく、親しい知人や友人、離れて暮らす親族などへも贈られるようになり、お歳暮は現在に近い形へと変化していきます。

かつては神様やご先祖さまへのお供え物として始まったとされる年末の贈り物も、時代とともに、人と人とのつながりや感謝を表す贈答習慣へと変わってきました。

贈る相手や品物などは時代によって変化しても、相手を思い、一年間の感謝を伝えるという考え方は、現在のお歳暮にも受け継がれています。

お歳暮に込められた意味

お歳暮には、一年間お世話になった方への感謝と、来年以降も良いお付き合いを続けたいという気持ちが込められています。
詳しい意味や基本マナーについては、こちらの記事でも解説していますので、参考にしてみてください。

現代に受け継がれるお歳暮の習慣

現在のお歳暮は、歴史の中で形を変えながら、一年間お世話になった方へ感謝を伝える贈り物として受け継がれています。

現代のお歳暮は12月初旬から20日頃までに贈る

現代のお歳暮は、地域によって違いはあるものの12月初旬から20日頃までに贈るのが一般的です。 地域ごとのお歳暮を贈る時期や、準備を始めるタイミング、贈るのが遅れたときの対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

現代のお歳暮は一年でお世話になった方へ贈る

現代のお歳暮は、家族や親族、恩師、友人や会社関係者など一年間お世話になった方や感謝を伝えたい方へ贈るのが一般的です。
誰に贈るか明確な決まりはありませんが、相手の立場によっては贈答品を受け取れない場合があります。

お歳暮をどなたに贈るか迷ったら、こちらの記事を参考にしてみてください。

お歳暮とお中元の由来は同じ?

お歳暮とお中元の由来は同じではありません。
どちらも日本古来の行事や中国から伝わった文化の影響を受けていますが、現在の習慣に至るまでの背景には違いがあります。

お中元の「中元」は、中国の道教における「三元」のひとつです。
日本へ伝わった後、先祖を供養する盆礼などの習慣と結びつき、現在のお中元へと発展したとされています。

一方、お歳暮には、日本で古くから行われていた御霊祭りや、年末に本家などへお供え物を持参する習慣が深く関係しています。
その後、江戸時代以降の贈答文化などを経て、一年間の感謝を伝える現在のお歳暮へと変化していきました。

どちらも感謝を伝える贈り物として現在まで受け継がれていますが、そのルーツや歴史にはそれぞれ異なる背景があります。

お歳暮は時代とともに形を変えた感謝の贈り物

この記事のまとめ

お歳暮のルーツには、日本に古くからあった年末年始の行事や贈答習慣、中国から伝わった道教の文化など、さまざまな要素が関係しているとされています。
年末のお供え物として始まった習慣は、江戸時代には武家や商家の贈答へ、明治・昭和以降はお世話になった方へ一年の感謝を伝える贈り物へと形を変えてきました。

時代とともに贈り方は変化しても、相手を思い感謝を伝えるという考え方は、現在のお歳暮にも受け継がれています。

実際にお歳暮をお探しの方は、シャディの「お歳暮・冬ギフト特集」をご覧ください。

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