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お中元・暑中見舞い マナー・豆知識

お中元とお歳暮の違いとは?
両方贈るべき?

お中元とお歳暮の違いをご紹介

お世話になった方へ感謝の気持ちを込めて贈り物をする「お中元」と「お歳暮」。よく似た風習のように感じて、違いがいまいちわからないという方もいらっしゃるかと思います。ここでは、お中元とお歳暮の違いについて、それぞれの由来や喜ばれるギフトなどをわかりやすくご紹介します。

お中元とお歳暮の違い

日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物をする習慣である「お中元」と「お歳暮」。よく似た風習ですが、お中元とお歳暮では贈る時期や贈る意味合い、起源などが少し異なります。
それぞれの違いは以下のとおりです。

◆お中元とお歳暮の贈る意味合い、起源(由来)

お中元は、お世話になっている方に日ごろの感謝を込めて贈る夏のご挨拶で、「年のはじめから中元までの半年間お世話になりました」という感謝の気持ちや「暑い夏にお体大丈夫ですか」という心遣いの意味が込められています。

お中元は、もともとは中国の中元(旧暦の7月15日が誕生日の神様を祝う行事)が由来・起源とされ、いつしか日本に古くからあった盆礼(お盆)と結びつきお供え物をする習慣が親しい方にも贈り物をするようになり、それらが徐々に根付いてお中元という日本古来の文化になったと言われています。

一方、お歳暮は日頃お世話になっている方に、「来年も変わらずよろしくお願いします」という感謝の気持ちを込めて贈るもので、室町時代から始まったと言われています。

一年の終わりである年の暮れから正月にかけて行われていた家々の先祖の霊を祭る行事「御霊祭り(みたままつり)」の際に使われるお供え物がお歳暮の始まりと言われています。そこで用意したお供え物を両親や親族、ご近所の方に配るようになり、これらが次第に「お歳暮」と呼ばれ定着していったようです。

◆贈る時期の違い

お中元やお歳暮は、地方によって贈る時期が多少異なります。
お中元は、6月下旬~7月15日までに贈ります。ただし、西日本では旧暦に合わせて1ヶ月遅れの8月15日までに贈ります。

お歳暮は、本来12月13日~20日くらいまでに贈るのが良いと言われています。ですが、近年は歳末商戦の早まりなどもあり11月下旬頃からお歳暮を贈っても失礼にあたらない風潮に変わってきており、12月初旬~遅くても25日頃までに贈るのが一般的となっています。

お中元 お歳暮
北海道 7月15日~8月15日まで 12月10日以降~20日頃
東北 7月初旬~7月15日まで 12月10日以降~20日頃
関東 7月初旬~7月15日まで 12月初旬~20日頃
北陸 地域差あり
7月初旬~7月15日、又は、7月中旬~8月15日
12月10日以降~20日頃
東海・関西・中国・四国 7月中旬~8月15日まで 12月10日以降~20日頃
九州 8月1日~8月15日まで 12月10日以降~20日頃
沖縄 旧暦の7月15日前後(8月中旬~9月初旬頃) 12月初旬~25日頃

◆お中元とお歳暮の熨斗(のし)

お中元とお歳暮は、熨斗(のし)の表書きが違います。
お中元は、「お中元」や「御中元」と書き、「お歳暮」や「御歳暮」と書きます。
お中元を贈る時期を過ぎてしまった場合は、7月15日以降は「暑中御見舞(暑中見舞い)」「暑中御伺い」、立秋をすぎると「残暑御見舞(残暑見舞い)」「残暑御伺い」として贈るのが一般的です。
お歳暮を贈る時期を過ぎてしまった場合は、1月1日から松の内の終わりである1月6~7日頃(地域によっては15日頃)までは「お年賀」、松の内を過ぎてから立春(2月上旬頃)を迎えるまでの間は「寒中御見舞」として贈ることもできます。
なお、水引きはお中元もお歳暮も同じで、「紅白の蝶結び」です。

◆お中元とお歳暮の相場

お中元の相場は、3,000円~5,000円が一般的で、贈る相手との関係性によって金額が上下します。
お中元は一度贈ったら基本的に毎年贈り続けるものになるため、最初に高額な贈りものをしてしまうと後々自分にとって負担になる可能性もあります。お中元は、無理のない範囲の金額で贈りましょう。

お歳暮は、一般的には3,000円~5,000円くらいのものを贈る方が多いようです。
お歳暮には「来年もよろしくお願いします」という意味も込められているため、上半期の御礼の気持ちを伝えるお中元よりも、2~3割ほど高い金額設定にするケースも多いようです。

お中元やお歳暮で人気の品物とは?

感謝の気持ちがこもったお中元をいただいたらお返しを贈る・贈らないに関わらず、まず初めに贈ってくださった方にお礼の気持ちを伝えましょう。とても親しい関係の方に限っては電話でのお礼でも構いませんが、そうでない場合は手紙やはがきでお伝えするのが礼儀といえるでしょう。

◆お中元で人気の品物

お中元では、ジュースやビール・コーヒーなどの飲み物やお菓子、ハムなどの定番アイテムのほか、涼やかなアイスやゼリー、うなぎ、素麺、桃・メロンといった旬のフルーツなど季節感のあるものが人気です。

◆お歳暮で人気の品物

お歳暮は、お正月が近づく冬の寒い時期に贈るものです。そのため贈りものは、年末に家族・親戚などの大勢で楽しめるものが好まれます。ハム・ソーセージなどのお肉類やカニなどの海産物の他、お菓子やビールなど定番アイテム、お鍋セットやみかん・りんごといった旬のフルーツなどが人気です。

お中元とお歳暮は両方贈るべき?

お中元とお歳暮は両方贈ることが一般的ですが、必ずしも両方贈らなければいけないわけではありません。予算の都合などで両方を贈るのが難しいような場合は、一年間の感謝の気持ちを表すお歳暮を贈りましょう。

お中元をお贈りした相手には、お歳暮も贈ることが一般的ですが、必ずしも両方贈らなければいけないわけではありません。お中元とお歳暮の両方を贈る場合には、お中元で贈った品物よりもお歳暮で贈る品物の値段をやや高めに設定して贈るケースも多いようです。とはいえ、お中元と同様程度のお歳暮を選ぶ方も多数いらっしゃいますので、自分に合った予算で贈るのがおすすめです。どちらか片方だけを贈る場合は、1年間の感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮を贈るようにしましょう。

お付き合いのある方々すべてに贈るとなると、年々数が増えてしまい経済的な負担ばかりが増えてしまいます。義理だけの贈りものになってしまうと、自分ばかりか相手の方にとっても負担になります。お中元やお歳暮を最初に贈る際は、自分らしいお付き合いの方法を慎重に検討して贈るのが良いでしょう。お中元とお歳暮の両方を贈っていた方に対して、お中元をやめることになる場合は、暑中見舞いで現況をお伝えしましょう。

価格で選ぶ

ご予算がある場合は、価格から選ぶのがおすすめ。ご挨拶品などにおすすめの低価格から少し高級な特別感あるギフトまで価格別におすすめのお中元ギフトをご用意しています。

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